米ぬか

定期購読している秋田の渡部勉さんのお米に、米ぬかが付いてきました。舐めてみると、甘くて美味しい。きなこのようです。洗い物や入浴に使うと、茶碗も肌もスベスベになりますが、今回は微生物農法で作った無農薬の新米のぬかですから、ちょっともったいない。

先週、友人と飲んでて、白米と玄米とどちらが美味しいか、と議論しました。私は白米派。白米の美味しさは手離せません、百歩譲っても発芽玄米まで。と言うと、彼は玄米のほうが歯ごたえがあって美味しい、といいます。そりゃあ慣れだよね。

まあ、玄米のほうが圧倒的に身体にいいのはわかるけど。美味しさをとるか、健康をとるか。そうだ、白米といっしょに米ぬかを食べればいいんじゃん。

というわけで、大根葉の残りとしらすと米ぬかでふりかけを作ってみました。油はつかいません。熱したフライパンでカラカラ煎って、仕上げに塩とゴマを少々。炊き立てのご飯にふりかけて食べました。香ばしく、口当たりも優しい。

それから、手作りの犬の餌にも、米ぬかを少し加えています。いつも肉野菜スープにご飯を加えたリゾットが基本。今朝は、それにトマトと米ぬかを加えました。調味料は入れません。はっきりいって、人間が食べても美味しいです。米ぬかをたすと甘みが出ます。

手作りの餌にしてから、元気になって毛艶もよくなりました。今度米ぬかを加えたら、どんな効果があるでしょう、楽しみ。

米ぬかは、いろんな料理に入れて使うことができるようです。古くならないうちにどんどん使おう。

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沈まぬ太陽

久しぶりに母と会って、新宿のデパートの靴鞄バーゲンに。母は冬用のウォーキングシューズを買いました。アシックスのゴアテックスのブーツを半額でゲット。

バッグはタイムセールに参戦。最初は手も足もでませんでしたが、とにかく手当たり次第につかむ、というのが戦法なのね。 

買い物のあと、映画「沈まぬ太陽」を観ました。なんと、3時間を超える長編。間に10分のインターミッションがあります。中身が濃くて、見応えあり。日本の中年以上の男優総出演。往年の二枚目俳優が、憎々しげな悪役やろうかいな政治家を演じ、それもまた見終わった後におしゃべりの種に。

この映画は実在の人物組織は無関係と断ってますが、主人公と属する組織にモデルがあることは周知。で、事実をなぞりながらみるために、一層切実感があります。

主人公恩地元の人生を、労働組合委員長として活躍する60年代、海外に左遷された70年代、520人の命を奪った飛行機事故の対応と外様の会長と改革に着手する80年代のステージが行きつもどりつして描かれます。特に雄巣鷹の下りは圧巻です。

最近のナショナルフラッグの衰退ぶりを見るにつけても、なるべくしてなったと思われます。この映画がお蔵入りしなかったこと自体が、世の中の変化を感じさせます。

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福岡日帰り出張

話は前後しますが、先週は秋田から戻って1日おいて、福岡に日帰り出張しました。新事業創出フォーラム全国フォーラムinふくおか&JNB全国大会に出席するためです。

午前中のANAで福岡に向かい、会場である天神のソラリア西鉄ホテルへ。土地勘の悪い私は地下鉄を天神で降りるべきところ、博多で降りてしまって行方不明になったり、地下鉄駅から地下街で直通至近の会場に到達できずウロウロしたりと、到着するまでに体力を使ってぐったりしてしまいました。

まだ時間があったので、天神の地下街で足裏マッサージをしてむくみをとり、次は美味しいお昼を食べて元気をつけようと、近くのビルの地下食堂街にはいったところ、魅力的なお店がいっぱい!こんなことならちゃんと調べてくればよかった、と思いながら、「喜水丸」というお魚の美味しそうな店に飛び込みました。な、な、なんと、大量入荷のため、うにが板1枚付いたうに丼が1000円!アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!

すっかり満足して会場に入り、トヨタ自動車の張富士夫代表取締役会長の基調講演と、農商工連携をテーマとしたシンポジウムを聴講しました。農商工連携は、牧場のポテンシャルを活かして生キャラメルをヒットさせた会社や、イカを生きたまま東京に運ぶ会社、産学連携も活かしたお花の栽培の会社など、とても楽しい夢のある(でも苦労も多そうな)お話をききました。いつか私も、第一次産業を応援するような仕事をしたいとは思いますが、まずは消費者として感性を磨いておこう。

夜のパーティはこれまたすごく、美味しそうな九州の産品がずらり。水槽の中で泳いでいるイカの活き作り、目の前さばく長崎の伊勢えび、あわびのソテーに熊本の馬刺し、焼明太子のお茶漬けに沖縄そば・・・。いつもはパーティではあまり食べない人も、目を瞠って並んでいます。会費からいって東京では考えられない料理に、あーん、九州って素敵・・・。

地域経済はガタガタというけれど、食料自給率の高い地域に住む人は、実質的に豊かだなあ、と秋田と福岡の出張で思い知った次第です。空港で、「博多とおりもん」と「鶏卵素麺」と長浜ラーメンを買って、最終から1本前の飛行機で帰りました。

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紅葉にはまだ早かったですが

突然真冬が訪れたかのような寒い文化の日。でも、空は青空、そろそろ紅葉。私はここのところいろんなところに行きましたが、その間家族は悶々として、ずるーい、という声が上がっていたので、お出かけすることにしました。さてさて、どこに行こうかな。とはいえもう昼近くなってましたので、近場で高尾山に行くことにしました。

最近高尾山はブームですごい人、と聞いていたのでちょっと心配したのですが、寒かったこともあってか、まあまあの人出というところ。高尾山はいろんな登り方がありますが、今回はびわ滝コースと言われる6号路を登りました。

200911031254000 このルートは沢沿いに登る山道で、ずっとせせらぎを聞きながら歩きますので、マイナスイオンを身体中に浴びているような清らかな心地になります。途中、岩屋大師のびわ滝で一息。3.3km約90分で頂上に辿りつくコースです。

夏に手術を受ける前は、鉄欠乏製貧血で、傾斜のある道を10メートルも歩くと息が切れ、座り込んでしまう状態でした。高尾山に来ても、ケーブルカーで上り下りするだけ。体力だけは自信のある私がなんてことだろう、とりえがなくなったとと落ち込んだりしましたが、現在は貧血もすっかり癒えて、山道をスキップして登るほど元気です。

とはいえ、運動不足は否めず、最後の段々では足がよろよろに。さすが、バレーボールで鍛えている娘の足取りは軽く、敗北を認めざるを得ません。

頂上は、いろんなルートから登ってきた老若男女で賑わしい状態。紅葉にはまだ1~2週間かかりそう。遠くにくっきりと、富士の白峰。この冷え込みですっかり冬化粧ができあがった感があり、美しきかな。

そして、またまた天然キノコを購入。今朝とったから新しいよ、と老夫婦。くりたけとならたけを買って900円、ゆずをおまけに2個もらい、ご機嫌。今年はキノコに恵まれています。家に帰って早速キノコご飯を炊きました。

帰りは、薬王院の表参道1号路コース。このコースはずっと舗装してあり、結構急な勾配なので、膝にきます。下山する頃はすでに3時を過ぎて日も傾きかけて寒々としてきましたが、まだ登ってくる人たちがちらほら。高尾山口のおそばやさんで、ざるそばとおでんと岩魚酒を食べてハイキング終了。新宿まで熟睡して帰りました。

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美味しい秋田

秋田レポートの最後は、お買い物編。秋田の地は、私の購買意欲に火をつけました。

まずマイヒット。ひょっとしたら出会えるのではないかと期待していたところ、田沢湖過ぎて八幡平に向かう街道筋に、看板が出ていました。「天然のきのこ」!

ヒッピーのようなナチュラルなおじさんが、ざばざばキノコを洗ってました。おじさんが採ってきたんですかと聞くと、朝夜が開けたら一番で採ってきたの、場所は絶対ナイショなの・・・。白々と夜の明けた山の中でおじさんとであったらちょっと怖いかも。。。シイタケ、ナメコ、ナントカ茸、カントカ茸など、全て天然で5種類2000円分買いました。高いか安いかわからないけど、貴重なことは確か。

家に帰ったら、湯通ししたキノコの刺身やナメコおろし、キノコ鍋、焼シイタケなどにして、2日間で完食。これだけでも、秋田に行った甲斐がありました。もっと買えばよかったー。( ̄Д ̄;;

安藤醸造元の発酵食品もヒット。生(き)醤油、しろだし、うす塩みそ、寒こうじなどを買って配送。しろだしは、しょっつるが入っていて、薄めるだけでとても美味しい汁になります。また、寒こうじは、米麹に塩と砂糖を加えた、甘酒のような状態の調味料で、漬物の素になります。早速鮭の切り身を漬けてみました。分量と時間が少なかったようで薄味でしたが美味しかった。いろんなものを漬けてみます。

そして忘れてはいけない、お酒は、創業が元禄時代という銘酒秀よし(鈴木酒造)のひやおろし。

ついでに旅行中に飲んだお酒を記しておくと、やはり秀よしでわらび座のミュージカルのタイトルを冠した「舞子の蔵」や、日の丸醸造「まんさくの花」、齋彌酒造店「雪の茅舎」など。水と米がいいので、からだにすいすい入ります。

それから「山のはちみつ屋」さんのトチのはちみつ。もちろん、秋田のトチの花からとった蜜で、コクのある味でした。このお店はみるみる発展したのだそうで、お菓子や化粧品など、いろいろな蜂蜜製品でにぎわっていました。

お菓子もいろいろ食べたり買ったりしましたが、一番気に入ったのは、伝統的なお菓子「もろこし」。とうもろこしでできているかと言えば間違いで、小豆の粉を型で固めて焼いたものです。堅いけど、口に入れるととけて優しい甘さです。生のもろこしも上品です。

そのほか、きりたんぽ、稲庭うどん、おまんじゅう、米チョコ、かぼちゃパイなど、自分でも呆れるくらい買うわ買うわ。しかし、決して安くはありません。結構強気な値段設定。感心したのは、秋田産の素材を使ったものが多かったことです。秋田の人たちは、美味しいものを食べとるなー、うらやましーなー、と思ったのでした。

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会話の大切さ

もうひとつ、秋田の地域資源で圧倒されたのは、なんといっても温泉群です。これまで私が入っていたのはなんだったのかと、圧倒されるほどの、温泉の数の多さ、泉質の多彩さ、湯量の豊かさ。

八幡平、乳頭温泉郷などの温泉地を車で駆け巡り、背景や動向を説明してもらいながら、そのいくつかにも浸かってみました。どこも基本的には湯治の目的で長きにわたり栄えているところばかり。同じエリアにあっても、乳白色だったり透明だったりと、それぞれ個性があります。いつかこんなところでゆっくり湯治してみたいものです。できれば年老いた母を、いつか連れてきたい。

そんななかで、ある古い温泉施設に入ったときの事。施設内の食堂で昼ごはんを食べようとしたところ、壁にはありきたりのメニューが並んでおり、初めての私には何を頼んだらいいのかわかりません。とりあえず、軽くそばかうどんでも、と思い、女将さんに「どちらが美味しいですか?」と聞いたところ、「どちらも美味しいです」と紋きり口調で一言。

いやまあ、そうでしょうけれど・・・。どちらにすればいいかなあ、麺類ってところ変わればずいぶん違うから、想像がつかないんだなあ、と悩んでいると、「うちはなんでも、みんなおいしいんですよ。うちはかなり有名なんですよ。TVにも何度も出てるんですよ」と、怒ったように言われタジタジ。私の言い方が、プライドを傷つけたんでしょうかね。

結局、きのこの天ぷらのうどんを頼み、それは確かにとても美味しかったのですが・・・高かった。聞けば、他の人も、何が美味しいの、と聞いたら同じような対応をされたとがっかり。旅先では地元の人との会話もひとつのご馳走。今の時期は○○が旬、とか、これはどこそこで採ってきた○○とか話してくれれば、一層美味しく食べられて、少しくらい高くても満足できるのに。

とてもいい温泉だっただけに、残念でした。長居は無用と後にして移動の道々、お客が増えたからって、テングになってはいけないね。お客の心に寄り添うおもてなしが必要だね、とこれはこれで勉強になったのでした。

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地域の人々に愛され育まれる地域資源活用

このたびの秋田の旅は、大きく分けて二つの見るべきものがありました。そのひとつは、劇団わらび座が展開する、地域密着型の複合事業の本拠地である「たざわこ芸術村」

東京で創立したわらび座が、民俗芸能の宝庫である秋田県仙北市に移り住んだのは、50年以上も前のこと。自給自足の個性的な芸能集団が静かな農村に住みついたのですから、当然ながら周囲の人たちは、白い目で遠巻きに眺めていたといいます。

しかし、人間の根源を見つめるわらび座の芸術的活動は、長い時間をかけることにより地域の人々に受け入れられ、劇場や温泉施設を創設するなど、だんだんと地域に根ざしていきました。そして1996年、芸術とリゾートを融合させたたざわこ芸術村が完成。

その後も「田沢湖ビール」を作ったり、化石館をオープンしたりと積極的に事業展開し、年間30万人を集める施設として、地域の観光や雇用創出に貢献。周辺の農家と協力し、農業体験や芝居のワークショップを組み合わせ、修学旅行生を受け入れるなど、社会貢献にも余念がありません。

また、1969年に創立した民俗芸術研究所では、伝承が危ぶまれる日本中の民謡や民俗芸能を調査研究し、膨大な量の録音・録画記録をデジタル化して保存しています。さらに、デジタルアートファクトリーでは、名人の踊りをセンサーを用いて3次元デジタル化、モーションキャプチャーを使ったCGで伝承を図っています。

日本中のあちこちで悲惨なことになっているハコモノとちがうところはなにか。

まず、ソフトが明確であること。わらび座の活動は全て、生活や労働の中で生まれた民俗芸能がコンテンツの中心です。ソフトの実現のためのハードが、芸術村という集積です。そして、地産の資源を最大限に活かしていること。食材、水、温泉、自然の景観など地域資源を大切に有効に活用し、調和して存在しています。

その結果、わらび座は第一義は地域の人々のものとして存在します。劇場ではロングランで、毎日ミュージカルを上演していますが、一番厳しい批評家は、地元の人たちなのだとわらび座の方は嬉しそうに言います。地元の人たちが満足できるものを提供できて初めて、遠くから足を運ぶひとたちをもリピーターにできるということですね。

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ぶなの森の宇宙に抱かれた夜

秋田の地域資源とビジネスを探る旅。2泊目はやはり劇団わらび座の経営する、ゆぽぽ山荘に宿泊。田沢湖高原のぶなの森の中に建ちます。気さくで話上手な管理人、山下ご夫妻の手入れがすみずみまで行き届いた、気持ちの良い温かい山荘です。お風呂は源泉掛け流し、アチチ・・・なお湯が惜しげもなく流れています。

食事はご主人の手による、地の食材を活かしたスローフード。山から採ってきた茸の多彩な料理や、近くで養殖されている岩魚の塩焼き。食べても食べても胃腸に優しい料理が並びます。天然岩魚の骨酒をいただくころには、ご主人がこれはサービス、とか言いながら、岩魚の筋子やふきみそを次々に並べてくれます。最後はご夫婦も加わり、一緒に飲みながらいろんな話をしました。

劇団わらび座は、劇団員はみな社員。管理人ご夫妻も、かつては劇団の表方や裏方で活躍されていたそうです。配膳のお手伝いをされていた松橋さんも、2年前まで舞台に立っていたそう。私も練馬公演で見た「義経」では梶原景時役だったそうで、そう言われてみれば・・・ぼんやり記憶が甦ります。

わらび座は、日本全国の地域の伝統芸能を研究しており、役者さんたちも基礎からしっかり学んで踊れるのだそうです。お酒の無礼講でおねだりして、秋田の有名な西馬音内盆踊りのさわりを見せていただきました。あいにくの天気で、外は暗闇にさわさわと風が葉を揺する音だけ。悠久の森が作る宇宙の中にぽっかり包まれて、なんてぜいたくなひととき。

美味しいお酒とお食事とおしゃべりにすっかり酔いしれて、部屋に戻ったら灯りをつけたまま、10時過ぎには寝てしまったようです。翌朝も美味しいご飯を食べて宿を後にしました。車の窓から眺めると、見送る奥さんの手の振り方が・・・まさしくカーテンコールだ!一夜をかけて、いい舞台を見せてもらったようなおもてなしでした。

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美味しい水

わらび座が経営する、たざわこ芸術村に宿泊しています。会食のあと、温泉ゆぽぽでゆっくり。

部屋に用意してあったポットの冷水の美味しいこと!からだの細胞の隅々まで染み込んでいきます。1リットル飲み干してしまいました。和賀山塊の伏流水。

昼間飲んだ田沢湖ビールも、実にすっきりとした味でした。こんな美味しい水ならば、お米も野菜も、川魚も、みんな美味しいのは当然のこと。自然の恵みのお相伴に与りました。

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ひとつの区切り

角館に来ています。東京は雨でしたが、秋田は快晴。抜けるような青空に、紅葉が映えます。

1年間準備してきた高校の同窓会が昨日終わりました。VIPや大先輩など200人を超える大盛況でおおわらわ。本番では、持ち場持ち場でみんなが能力を発揮して、打ち上げもおおいにもりあがりました。

故郷からも4人応援にかけつけてくれて、協力してくれました。まとまりのない学年といわれてたけど、実は優しい学年だったんだなと思いました。

今はちょっと、祭りのあとの寂しさ。温泉で疲れを癒します。みんなも今頃、疲れを癒してるかしら☆彡

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