22才の別れ
映画「22才の別れ」を見た。
友人から、40代にはぐっとくるよ、と聞き
一人でそっと観にいきました。
周囲を見渡すと、同世代が多く、ほとんど一人。
この映画の監督は大林宣彦で、
伊勢正三のヒット曲からイメージして作られた作品。
舞台は高校時代(大分)、大学時代(東京)、現代(福岡)。
主人公は福岡に赴任している43才の独身男性。
リストラか上海赴任でエリート街道に残るかの
人生の選択を迫られているところに
苦い別れをしたかつての彼女の娘と偶然の出会いが。
22才の誕生日に別れた彼女は
故郷で結婚し、出産の時に急逝。
彼女がいつも口ずさんでいたのが「22才の別れ」。
そして、娘は22歳を迎える・・・
因果は巡る、みたいな話。
東京での貧しい下宿生活のシーンが身に沁みる。
高度成長期で華やかなだったような錯覚があるが、
記憶のフタを開けると、いつも金欠だったし。
世代論の映画でもある。
団塊の世代、ポスト団塊、60年代生まれ、
そして現代の若者(80年代生まれ)が絡み合う。
そして作った監督は、戦前生まれの来年70歳。
この映画、世代の違う人と見るのはつらいと思う。
見終わった後、一人でよかった、と思った。
ところで、三浦友和が立派に?さえない中高年役。
高校生の頃、友和派と草刈正雄派に分かれるくらい
アイドルだったのに・・・。これもぐっときました。
青春時代ははるか遠く。

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