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トヨエツ主演映画の原作2本

最近面白い本を2作品、続けて読んだ。

「サウスバウンド上・下」奥田英朗(角川文庫)

1959年生まれの直木賞作家の最新作。
小学6年生の二郎の目を通して
元過激派の両親を描く。
前半の舞台は東京は中野。

修学旅行の積立金が不当に高いと、
公立小学校に乗り込む。
PTA時代に区内の小学校はほとんど訪ねたので
思わず具体的にイメージしちゃう。

この両親、設定から言うと私より若いはずだが。
過激派???そういえば、大学生の頃、
語学の授業直前に、学生運動風の男女が入室し、
男子が一気に何事か喋って、女子がチラシを配った。

みんなはポカン???確かにここは
革マルの牙城といわれたらしいが、
そのとき既に過去の話。今のは化石?幻?
女の子が小柄で目が大きかった。
あの人たち、二郎の両親みたいになったかな。

さて社会になじめぬ一家は、後半西表島へ。
二郎の父は、実は沖縄の出身だったのだ。
しかしここでも一波乱。彼らがなじめぬというよりも、
世間が放っておいてくれないのだ。

「犯人に告ぐ上・下」雫井脩介(双葉文庫)

作者は1968年生まれのベストセラー作家。
週刊文春ミステリーベストテン第一位、
大藪春彦賞などに輝いた刑事物。

上司とマスコミに叩かれて
第一線から一度追放された中年刑事が、
連続男児誘拐殺人事件を解決するために
捜査現場にもどってくる。

マスコミを利用した劇場型捜査は、
宮部みゆきの「模倣犯」を思い浮かべるが、
「犯人に告ぐ」では犯人はほとんど脇役。
警察とマスコミと被害者の遺族の心理的葛藤を描く。

***********

この2作、男臭いが展開がおもしろくて
一気に読んでしまうエンタテイメント性が共通。

そしてこの2作とも映画化されて、
この秋ロードショーで上映される予定。
しかもなんと、両作品とも、
豊川悦治が主人公を演ずるのだ。

日本にゃトヨエツしか俳優はいないのか、と思うが
さりとて他に適役が思い浮かばないのは確かだ。
とにかく、楽しみだわ。

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