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こなゆき ぼたゆき

朝起きたら雪景色。
一日中ひっきりなしに振り続けている。
水分を含んだ雪は道をシャーベット状に。
明日の朝はがびがびに凍るだろう。

今年の冬は、たくさん雪にふれる。
というのも、社員の家族の不幸があり、
木曜の夜最終便で青森に行ってきたのだ。
青森空港はもちろん一面白銀の世界。

空港からバスで一路五所川原へ。
途中の道は真っ暗、ひたすら雪道をバスは進む。
到着したら夕飯は外でお寿司屋にでも、
なんて思っていたが、街は静かに眠っている。

ホテルのレストランはラストオーダーぎりぎり。
郷土料理を注文し、10時には早々に部屋でお休み。
雪が音を吸収するのだろう、
しんと静かな夜更けで、久しぶりに深く眠る。

朝はカリカリ雪かきの音で目覚める。北国の人の朝のお仕事。
朝食を終えてチェックアウト、荷物を預けてお葬式の会場へ。
所変わればしきたりも異なる。供物がたくさん。
寒い寒い津軽の地で、故人を偲ぶ人々は温かい。

遺族の親戚や近所の人に交じって、
法要後の会食まで参加させていただいた後
せっかくの機会なので太宰治の生家、斜陽館へ。
太宰が生まれた金木町は、現在は五所川原市に合併。

津軽鉄道五所川原駅から名物ストーブ列車で北に向かう。
車窓は一面の雪の原、まだ幼さの残る車掌が石炭を補う。
30分弱で金木町に到着、駅から斜陽館まで5分程度の道だが、
正面から吹雪いて、やけに道のりが遠い。

太宰治の生家は想像以上にだだっ広い。
貧しい時代にはさぞ威容を誇り、人々を威圧したことだろう。
「選ばれたものとして生まれたことの恍惚と不安」
太宰の暗くて細い神経を形成した館。

もう少し津軽の風情に触れたい欲求を残し
最終便が待つ青森空港に。
一晩の間にさらに雪が増えていた。
雪は静かにさらさらと、軽くて風に舞い上がる。

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コメント

青森にいらしていたんですね。
私のいる三沢と違い、雪がすごいんですよね~。
津軽平野を吹き荒れる地吹雪を指して
「津軽の雪は下(あるいは横)から降る」
といわれます。
お疲れ様でした。

コトブキさん、今年の三沢は雪はどうですか?
青森の雪は東京の雪と違ってさらさらしていて、傘をささずに歩けてるんですね。金木町に行ったときは確かに横に、しかも前から降ってきてつらかったです。
でも、青森はいい所ですね。三沢にも行きたいです。

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