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粛々と・・・純米無濾過生原酒

昨日は丸ビルにて、丸の内ビジネスコンサルティングのサマーセミナー。須永真樹先生、三輪真之先生により、2008年上半期の経済を振り返り、下期の行く手を展望する内容。銀行貸し渋り、建設・不動産会社の相次ぐ倒産など厳しい状況だが、市場原理に粛々と従って、自己防衛に努めましょうという内容だった。

飲食店が空いてたり、スーパーの食品がいつもより売れ残っていたりと、平成不況の悪夢の再来を思わせ背中がひんやりするこの頃だが、おごらずあせらず日々堅実に、粛々と本業に精を出しましょう。セミナー後は会場のうしろにしつらえた懇親会場で暑気払い。女性社長ならではの、こだわりのケータリング料理が美味しかった!

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セミナー会場で日本酒の師匠に遭遇、これから共通の知人と一杯飲むよとおっしゃるので、私も一杯だけのつもりで銀座こびきに着いていく。急に大雨が降りだしたので止んだらお暇しようと思ってたのになかなか止まなくて、結局最後までしっかりご馳走になってしまった。(正直にいうと、雨は口実で、お酒とおつまみがあまりに美味しかったから・・・)

昨日飲んだお酒を記しておくと、悦凱陣(よろこびがいじん)、宗玄雄町、鶴齢(かくれい)、秋鹿、竹鶴、だったかな。もちろんみんな純米無濾過生原酒。それからおつまみでは、松茸のフライが絶品!さくっとした衣の中からじわっと松茸のエキスが!もう秋ですね・・・。

新宿のピカピカ映画館

週末は映画を2本。

まずは7月19日にオープンした新宿ピカデリーへ。あの古ーい映画館が見違えるようなシネコンになった。靖国通りと裏通りにはさまれた薄いビルで、表も裏もガラス貼り。各フロアは全体的に白く、ピカピカで眩しい。

ロビーにはすわりごこちのよいイスが配され、壁に組み込まれた大小たくさんの画面では映画の予告編を放映。待ち合わせして待たされても飽きることはなさそう。劇場のイスはゆったりとしてフカフカ、前の席との高低差もたっぷりとってあるので、チビの私でも前の人の頭が邪魔になることもない。

新宿バルト9といい、ピカデリーといい、新宿3丁目の映画館が俄然輝いてきた。歌舞伎町の映画街も、そろそろなんとかしないとこのままじゃやばいよね。ただし、ふつうはふたりで2000円の夫婦50割引、ピカデリーでは2500円。。歌舞伎町で2000円で観るか、新宿ピカデリーで2500円で観るか、悩むところ・・・。ピカデリーには二人だけで映画を楽しむブラチナルーム3万円もあるが、これはもはや一生縁がなさそう。

7/19、26、8/1,9/1は、オープンキャンペーンで全作品1000円。肝心の観た映画は、カンフー・パンダ。努力とか勇気とか自己犠牲とか友情とか尊敬とか礼儀とか、道徳的な言葉が次々と頭をよぎる善良な映画なんだけど、登場するキャラ(動物)たちの個性がチャーミングで説教臭くはなく、予想したよりずっろおもしろかった。中国風の背景がきれい。

もう1本は、新宿高島屋のテアトルタイムズスクエアで。コチラの映画館も、元祖すわり心地がよく快適な座席。はじめて来た時は、なんて画期的な劇場と思った。このイスが進化して、今日の新宿ピカデリーのイスになったのね。そういえば最初の頃は、3-Dメガネかけて恐竜の映像見たっけ。

映画はあの日の指輪を待つ君へ。戦争に翻弄された1人の女性と3人の男性の、50年にわたる愛と友情の物語。主演のシャーリー・マクレーンは70代。最初は痛々しいと思ったが、老いてなお自分を取り戻していく壮絶な演技には、年齢を超えてひきこまれた。観客にも、アラウンド70の女性が多く見られた。それにしても、テアトルタイムズスクエアは、重いテーマの映画がお好き。

レイアウト変更

日曜の夜は2年ぶりに、百観音明治寺の献灯会へ。夜10時までと思い込んで、夕飯しっかり食べてから出かけたら、9時でイベントは終了。境内はすっかり喧騒が消えて、暗闇の観音様の前でたくさんの灯明がただゆらゆら。おかげで幻想的なムードに浸ることができた。

百観音の境内には、百八十以上の石仏が並ぶ。その中には、秩父三十四箇所、坂東三十三箇所、西国三十三箇所のそれぞれの観音様が写された石仏がある。写し霊場といって、ここに参ればそれぞれの霊場を参ったのと同じご利益があるという。近所にそんなお寺があるというのも、ご縁。秩父を廻った九日間を思いながら、手を合わせた。

さて週明け月曜日、座席のレイアウトをマイナーチェンジ。私の机も90度向きを回転したのだが、たったそれだけで景色が変わり、新鮮な気分。オフィスもなんだか広くなったような気がするから、不思議。机を動かすと、いろんな塵芥がまあ出てくること。

本当はそろそろ引越しの虫が騒ぎ出すのだが、もう少しここで醸成すべきと今は思う。とはいえ、気分転換と大掃除をかねて、この夏の間にオフィスの中を少しずつ、変化させたいと思っている。

不況の夏

世の中は夏休みモードになってきて、電車も空いている。脱大都会の人も多いのだろう、うらやましいなあ。

水曜の夜、同窓の友人と表参道のボルドーセラーで食事。3時間以上も長居をしたが、なんと最初から最後まで、我々以外にお客はなし。ワインが豊富なのはもちろん、立地も味もよくリーズナブルで人気なのだが。これは相当な不況だ。。。牛ほほ肉の煮込みがトロトロで美味しかった。

昨夜は、お堀に面したビルの屋上でビアパーティ。皇居を至近で見下ろすため平素は立ち入り禁止だが、1年に1度この時期にビアガーデンで解放されるのだ。このビルに入居している会計顧問の先生のお誘いで参加。皇居の緑の向こうの新宿高層ビル群が夕陽に浮かぶ様は美しい。

思えばこのブログは、2年前のこのビアパーティから始まった。ブログの使い方を習得しておこうと、始めたのだった。2年前の夏を振り返ってみると・・・あまり変わっていないなあ。

皇居を見ながらビール!

灼熱の換気扇掃除

灼熱地獄の三連休。30度過ぎても驚かないこの頃。カラダも亜熱帯慣れしてきた気がする。

週末は溜まっていた掃除。特に気になってたのが換気扇。年末に大掃除をしないままだったので、もう油でギトギト。このままではやがて火事になるにちがいないと思い、意を決して(大げさ!)取りかかった。

以前大手ハウスクリーニング会社に換気扇を掃除してもらったときには、すごくピカピカになって気持ちよかったのだが、化学洗剤の匂いがきつく、作業員の人たちは病気になっちゃうんじゃないか、水環境も相当汚染されるんじゃないか、というのが気になった。

そこで今回は界面活性剤は使わないでおこうと、重曹を買ってきて、インターネットで使用方法を検索。いろいろあったが、小麦粉と重曹と石けん洗剤を使うことにした。

まずネットをはずして、小麦粉をたっぷりふりかけしばらくおいておく。連れがやってきて、食糧難のときに贅沢なことよとあきれているが、ここは耳を塞ぐ。油が浮き出してくると、チラシをたたんでその角でこすったり、ツマヨウジでつっついたり、ハブラシでこすってみたりして、油を吸った小麦粉の塊を落としていく。しかしまあ、よくもここまで放っておいたもんだ。

粗方のところであきらめて、はずした羽根といっしょに、重曹と石けん洗剤を水に溶かした液をシュパシュパかける。おちないところは、石けんクレンザーの力も借りる。ダクトの中も、重曹石けん液をかけた新聞紙で拭いていく。この時点で家族総出。ガス台の周りのタイルは、重曹石けん水でカンタンにきれいになった。

結局5時間もかかり汗だくでクタクタ。でも、油ギトギトの割には、小麦粉と重曹と新聞紙のおかげで、こざっぱりと掃除ができた。今度から、重曹石けん水を常備して、こまめに拭くようにしよう。(といつも思うが、実行された試しがないが。。。)換気扇カバーもつけたので、当分はだいじょうぶかな。

日曜は豊島園の庭の湯でのんびり快適。8時間もいて3回も入浴、無料のほうじ茶も10杯は飲んだ。入館料2250円は十分元がとれたよ。

人の間

週末の秩父巡礼2日間の疲れが、火曜水曜あたりにピークで出てしまった。毎日家に帰ると、フローリング床の上にバタン。犬もやってきて横たわるのでしばらく手を握っていたら、それはそれでやっぱりつらいみたいで、向きを変えてこちらにお尻。いやだなあ。

昨日は恒例の、関東ニュービジネス協議会の定例会。株式会社リンクアンドモチベーションの小笹芳央社長を招き、「会社の品格」というタイトルで講演していただいた。

会社の品格(幻冬舎)/小笹芳央著

リンクアンドモチベーションは、2000年にリクルートOBにより創業、昨年の暮れに東証一部上場した急成長の会社。お話をうかがっていて、同業を引き離す商品力の強みを感じた。今、旬のベンチャー企業だ。

会社の品格を高めるには、組織の品格・上司の品格・仕事の品格・社員の品格を高める。また、組織の問題はに人にあらず、人と人の間にある。組織の血流をさらさらにする、つまりコミュニケーションを促すことが大事、などエクササイズを交えながらの示唆に富んだお話だった。

秩父巡礼その9・結願

札所めぐりの中でもっともハードだった前日の影響で、朝から足腰がガタガタ。が、せっかくここまでがんばったので、気合を入れて起きる。前日のちょうど1時間遅れで、11時前に西武秩父に到着。

まずは、市街地で残っていた十四番、十五番をゆっくり廻ることにする。駅の近くで早速連れは、野菜の買い物。南瓜や葉付き人参、にんにくなどを入れた袋を肩から提げてご機嫌の模様。今日は私のほうがへたばっている。

約15分歩くと、十四番今宮坊の手前に今宮神社の鳥居が登場。今宮神社は今から千三百年も昔、役行者(えんのぎょうじゃ)が飛来し修験道を広めたとされる。千年前には二つの観音堂も建立されたが、明治の神仏分離令で修験道が廃止されるとともに、現在の十四番今宮坊と二十八番橋立堂に分離されたとのこと。境内には、武甲山の伏流水が湧き、樹齢1000年のケヤキがそびえる。

神社から目と鼻の先に、十四番今宮坊。境内にしつらえた縁台にお茶の用意をして、年配のご婦人方が集まっている。お祭りの打ち合わせでも始まるのかな。街中は暑く、それ以外には人の姿は見えない。

十四番から再び目抜き通りを約15分、秩父鉄道の線路を越えると、十五番少林寺。比較的新しい瀟洒な禅寺。お盆でお墓参りする人の姿があった。電車の時間まで少しあるのでその足で近くの秩父神社へ。12月の夜祭で有名な、町の中心に位置する立派な神社。境内では、夏祭りのお神輿の準備中。

秩父駅で秩父牛乳を一気飲みし、さあいよいよ三十四番へ。秩父鉄道秩父駅から、三つ先の皆野駅に向かい駅前から皆野町営バス日野沢行に乗る。さすが御開帳最後の日曜、バスは満席で座れない。しかし土日は1日に5本しかないので、乗り遅れるわけにはいかない。

約20分バスにゆられ、札所前下車、急な坂を登り、三十四番水潜寺。ここは西国三十三ヶ所・坂東三十三ヶ所を加え、日本百観音の結願寺となっている。団体バスで参る人、三十三番から札立峠を越えてくる人、皆野町からバスで来る人さまざま。やったねー、終わったー、などの歓声が上がり、あちこちで記念写真をとっている。

私たちも、GWから九日間かけて三十四箇所を廻った。途中でくじけそうになり、道中では口論も絶えなかったが、その間に瑞々しい新緑は生命力溢れる緑に変わり、花々の姿も変わった。こんなに自然に満たされた時間を過ごしたのも、久しくなかったことである。

昨年から体調を壊し、今年は生まれ年で節目でもあることから、自分の生き方を顧みたいと思ったことから始めた札所めぐり。何も変わったことはないけれど、日々を大切に、縁ある人々を大切に生きたい、としみじみ感じたのであった。

さて、来週からは何を目標にして週末を過ごそうかな。

秩父巡礼その8

梅雨はどこへやら、真夏の気配。秩父札所総開帳は7月18日まで。

この土日で三十四ヶ所廻りきってしまうために、電車・バスの時間を綿密に検討。終わりのほうはエリアが広く、交通機関の連絡が難しいのだ。 

自宅を8時前に出て、所沢8時50分頃の特急に乗り、10時前には西武秩父に到着。まずは本数の少ない栗尾行の西武観光バスに乗るが満員で座れず。小鹿野町役場で町営バスに乗り換え。1日4本しかないマイクロバスだ。

11時47分に三十二番法性寺に到着。石段を登り、先に本堂で納経をすませると、観音堂はさらに上の岩盤をに立つ。本堂の伽欄はそよ風が吹き、山間の景色が見事である。

12時7分終点から折り返してきた町営バスに乗り、12時40分小鹿野町役場で再び栗尾行きバスに乗り約10分、終点へ。

栗尾から約40分、アスファルトのゆるやかな道を登る。暑くて息がきれる。途中圧倒されるほどの無数の水子地蔵が、手に手にかざぐるまをたずさえて、山の斜面に並んでいる。

ようやく着いた三十一番観音院の山門には大きな仁王像。そこから本堂までは、さらに約三百段の石段を、せせらぎを聞きながら登ると、ここも岩盤を利用した観音堂で、脇には見事な滝。

お参りをすませ、栗尾に戻る途中、観音茶屋でおそばではらごしらえ。30分ほど休憩し、15時25分のバスに乗って、泉田で下車。アイスバーをたべながら、山里の道を約40分歩き、三十三番菊水寺

きれいに手入れされた参道の桜のアーチをくぐり、御手綱に触れる。御手綱を辿ると観音様の手に結ばれ、握手をしていただくのである。時刻は閉門の17時前。

来たほうとは逆の道をまた30分くらい歩き、吉田元気村と西武秩父を結ぶバスに乗車、約40分で駅に着。18時25分特急に乗って所沢で降りるつもりが寝過ごして池袋。

さあ明日は最後だ。がんばるぞ。

ダイエットサイト

去年からしばらく運動もせずにひたすら安静にしていたら、肩甲骨の辺りを中心に背中がカチコチに固まってしまった。そうなるとそのまま贅肉がつき、●十肩になるのは目に見えているので、ダイエットを開始してから約1ヶ月。

ダイエットの味方は今のところ、gooとyahooのダイエットサイト。両方ともSNSの機能を使って、自分の記録をとりながら、他人の情報もいただくことができる。どちらも、レコーディング・ダイエットがその中心だ。

gooからだログは、さまざまなグラフを設定し、日々の変化をチェックすることができる。また、ダイエットのいろんなコースが公開されているので、あちこち覗いて効果がありそうだったら自分にとりいれることができる。世の中、いろんなダイエット方法があるもんだ。

私はあまり使っていないが、mixiのように知らない人とどんどん友達になって励ましあう、というのが売りのようだ。

yahoo!BEAUTYのダイエットダイアリーは、最初に設定したダイエットの期間と体重・体脂肪の目標値がグラフ化されていて、毎日体重と体脂肪を入力すると目標に近づいているか離れているかでダメ出しされたりほめられたり。私の目標は、3ヶ月で体重3kg、体脂肪3%減らすこと。

それから、食事の記録をすると栄養のバランスがいいとか悪いとかの指導が入る。私は毎日お酒を飲んでしまうので、弱点:ビール!と毎日出てしまうし、豆類や海藻、乳製品などの摂取が少なく、炭水化物が多いのが欠点。食生活の改善に、結構重宝している。

それとおもしろいのは、自分の年齢・身長・体重・体脂肪率が近い人を探して、ライバルに設定し、毎日覗き見することができる。体形がそっくりな人って、世の中にはたくさんいるもんだ。仮想敵国みたいなもんで、知らない人と馴れ合って励ましあうよりは、ライバルをこっそりマークするほうが、モチベーションが上がる。

今のところの感想は、短期決戦でダイエットの目標に向かって突き進むときは、yahoo!のほうが効果的なようだ。gooのほうは、長きに渡り健康維持していくときに向いているのではないかな。もっとも、gooは6月にリニューアルしたばかりで、以前は今のyahooのダイエットダイアリーに近かったらしい。

で、効果のほどはいかがかというと、まだまだ。。。記録するだけでやせるはずはない。しかし、毎日自分の食生活と運動状況を記録すると、大げさに言うと、自分の生き方について大変な反省につながります。進歩するためには毎日ふりかえりが大事、と納得。でもお酒はやめられないのよねー。

秩父巡礼その7

2週間ぶりに秩父へ出かける。ついつい朝ぐずぐずしてしまって、家を出たのは9時半過ぎ。秩父まで電車でたっぷり2時間かかるので、全日本女子バレーの柳本晶一監督の「人生、負け勝ち」(幻冬舎文庫)を読みながら行く。女性組織論として示唆に富んだ内容。

12時前に西武秩父に到着、まずは秩父鉄道お花畑駅から、終点三峰口の一つ手前の白久駅へで下車。駅を降りると目の前の坂を山のほうに登る。暑くて全身がサウナのよう。息が切れる。道の下には谷津川のせせらぎが聞こえるが、植物がうっそうと茂り川面は見えない。頭上でホトトギスも暑い暑いと鳴いている。

約15分ハアハア息をきらしながら急な坂を登ると、山の斜面に三十番法雲寺が現れる。ご本尊の如意輪観世音は、唐の玄宗皇帝が楊貴妃を弔って彫ったものとの言われが。般若心境を唱え、納経を済ませて駅への道をもどる。三峰口から折り返してきた秩父鉄道に再び乗り、今度は秩父駅に向かう。

鉄道ファンらしき小学生の男の子二人が、デジカメをぶらさげて乗り合わせる。二つ先のホームでグリーンの電車と行き会うと、もう興奮状態に。ホームに躍り出て嬉々としてシャッターを押していた。将来は立派な鉄ちゃんだ。走行中によく見ると、線路脇にはたくさんのカメラを抱えた老若男性。男の人って本当に電車がすきなのね。

秩父駅に着くと早速バスで三十一番に向かおうと駅員さんに相談するが、交通の便が悪く時間的に無理のようだ。そこで、飛ばしていた市街地を中心とする札所を廻ることにする。駅正面からきれいに整備されまっすぐ伸びた道路を15分くらい歩き、住宅地のほうに小道を入ると、十六番西光寺。ここには大きな酒樽の形をした酒樽大黒天も祀られており、なんだか親しみを感じてしまう私。

お寺の近くのわへいそばで、もりそばをくるみ汁で腹ごしらえ。おそばやさんを出ると、空はだんだん曇ってきて、カミナリがゴロゴロと鳴り始める。秩父連山の上空はすでに雨雲。空が広いので、だんだんとこちらに向かってくるのがわかる。約20分歩いて十七番定林寺に着くころには、風神様が袋から噴出したような風が吹き、草木を揺らして木の葉をくるくる巻き上げる。

夕立が来そうだから急いだほうがいいとお寺の人にも言われ、納経をすませたら早々に十八番に向かう。だから折り畳み傘を持ってこようと言ったのに、と連れに文句を言いながら5分も歩く頃には、ポツリポツリと大粒の雨だれが。雨宿りの軒もなくこの分じゃびしょぬれだ、と思いながら歩いていると、建物も新しい和菓子屋さんを発見。

お団子を注文し店内の椅子に座って雨模様を見ていると、親切な女将さんが「止むまでどうぞひと休みなさって」とコップに牛乳をついでくれる。ヒンヤリして美味しい。雨足は強くなる一方なので、お言葉に甘えて腰を落ち着け、お仕事の邪魔をして少しおしゃべり。

秩父のお菓子屋さんたちは町おこしの一環で、地場産の素材を使って新しいお菓子作りに積極的に取り組んでいるそうだ。最近では秩父の山のカエデから採ったメープルシロップで洋菓子を作り、海外の菓子コンクールで金賞をもらったという。そのうちに雨があがってきたので金賞のお菓子を買い、お礼を言ってお暇する。相生町の水戸屋さん、ありがとうございました。

そこから国道を大野原のほうに15分くらい歩くと、十八番神門寺。納経するとちょうど5時でおしまい。道の駅によって、きゅうり、レタス、ナス、トマト、シイタケ、セロリ、枝豆、豚ホルモンの味噌漬けを購入。おかげで夕食は、野菜たっぷりだ。

ご開帳もあと10日。残り6箇所をどうやって廻るかな。

親の歳を数える

歩いても 歩いても

日本映画が好調。その中でも注目の作品。

どこにでもある、年老いた親をとりまく家族の人間関係の1シーンだが、見終わったあとにじわじわと胸に迫り来るものがある。なんだろう、この後味は。

親が逝ってしまってから、「なにもしてやれなかったなあ」、という後悔からこの作品は生まれたと是枝監督はいう。

親孝行、したいときには親はなし。もう若くもない子どもは、そんなこと百も承知なのである。できれば親孝行したいのである。でも日々を生きるのがせいいっぱいで、親を思うことしかできないのである。

私の母も齢80を過ぎた。会うたびに小さくなっていく。今さら私の背が伸びているとは思えないので、やっぱり縮んでいるのだろう。人間ってこんなに縮むのかと、会うたびにびっくりする。

母を思うとき、脳裏に浮かんでくるのはいつも、自分が子どもだったころの母の姿。

例えば小学生のとき、大阪万博に行った帰りのバスの中。あまりの混雑に疲れてしまって、母にしがみついて立ったまま眠った。あのときの母は何歳だったのだろう。

とても若かったような気もするし、でもその存在は完璧な大人だったような気もするし。

指を折って親の歳を数える。すると今の自分と同じくらいだ。数えるまでもないことなんだが、なんだか不思議で仕方がない。

いつまでたっても、子どもは子どもで親は親。しかし親がいなくなってしまったら、もう子どもではいられない。そんな日が来ると思うと、なんだか悲しい。

映画を見たあとの帰り道、そんなことを思いながら歩く。そんな映画。

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