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「青い鳥」と「ブタがいた教室」

年始に学校に関わる映画を2本観ました。新宿武蔵野館で交互に上映していたので、二本立てのように続けて観ました。

青い鳥

いじめを苦にして自殺未遂を図った生徒が転校し、担任は心労で療養中の中学2年生のクラスに、阿部寛演ずる臨時教師が赴任してくる。

吃音で風采の上がらぬ教師は、「忘れるなんて卑怯だな」とつぶやく。そしてもういない生徒の机を教室に戻し、その机に向かって「おかえり」「おはよう」と声を掛け続ける。

表面的にはほとぼりがさめたと思われていた学校にさざなみが立ちはじめる。級友を自殺に向かわせた責任を心の中に封印していた生徒たちはいらつき始め、保護者や学校側も慌て始める・・・。

ブタがいた教室

妻夫木聡演ずる新任の6年担任教師は、命の大切さと感謝の気持ちを教えるために、クラスで仔豚を飼い始める。皆で大切に育て、最後に食べようというのである。

子どもたちは賛成し一生懸命育てるが、愛情が移ってしまい食べるのは可愛そうになってくる。しかし、タイムリミットは卒業まで。

食肉センターに送るのか、このままペットとして生かす道を探すのか、子どもたちは選択を迫られる。意見は真二つに分かれ、双方涙ながらに主張を繰り返す。さて、担任はどう矛先を納めるのか・・・。

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「青い鳥」は重松清の同名の小説が原作、「ブタがいた教室」は以前ドキュメンタリーとして放映され賛意両論を巻き起こした実話の映画化。

前者はいじめによる自殺未遂、後者は仔豚を育てる話と、映画のイメージやテンポは全く異なりますが、教師役も子ども役も胸に迫る熱演です。特に、涙と鼻水を垂らしながらの小学生の議論に、映画館中がもらい泣きしていました。

この2本の映画を観て恥ずかしながらまず思ったのは、私は教師にならなくてよかったということ。こんな重い教育指導、まずできません。

そして次に、自分が親だったらどうだろうと考えました。こういう先生が担任だったら、こういうことが子どもの学校に起こったら・・・どのように対応すればよいか、考えはまとまりません。

最後に自分が子どもだったらどうかしら、と考えました。こんな風に自分たちの責任を追い詰められたら、精神的に耐えられないかもしれない。

忘れるなんて卑怯だな・・・青い鳥で阿部寛がつぶやいた言葉。過去を過去として葬ることで前に向かって歩いてきたなあ。ぐさりと胸に突き刺さった新年でした。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

ご観覧ありがとうございますOと申します。
ぜひ周りの皆様にも広めてください。
よろしくお願い致します。

わっ!「ブタがいた教室」のOプロデューサーさんですね。コメントありがとうございます。
「ブタがいた教室」は子どもも大人も感動できる映画です。
皆さん、ぜひ観てくださーい。早くしないと終わっちゃいまーす。

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