坂東巡礼その6 〜埼玉県岩槻

昭和の日、快晴。10時前に家を出て、池袋経由大宮。東武野田線に乗り換え、岩槻駅下車。改札を出たところで、降りる駅を間違えたことに気がついた。
岩槻は人形の町。江戸時代に雛人形職人の町になったらしい。幹線道路沿いに人形店がたくさん並ぶ。せっかくなので、流し雛をやっているという岩槻城址公園まで、約30分とことこ歩く。
流し雛は子どもの健やかな成長を願い、雛人形を形代に川に流す風習。500円の雛を買い、願い事を短冊に書いて人形に挟み、水面にそっと置いた。蓮の花咲く池と思ったところはゆっくり流れる川だったらしい。
ランチは市民会館1階の食堂で豆腐ラーメン500円。昨年の埼玉県のご当地B級グルメ選手権で優勝したメニューで、飛ぶように売れている。麺の上にたっぷりの豆腐が浮かび、スープは鶏ベースで少し甘目のとろみのある醤油味。想像以上に美味しい。
朝抜きでふらふらだったが満足したところで、再び岩槻駅へ約30分とことこ。この町は道路が広く、ごみがなくてこぎれい。路線バスがほとんど走ってない。もちろん人もあまり歩いてない。
東武野田線でふたつ先の豊春駅下車。また、延々30分歩いて、ようやく今日の目的地、十二番慈恩寺。開祖である慈覚は最澄の弟子で、唐の都長安の大慈恩寺で学んだことに由来する。
慈覚大師の観音は消失し、現在の御本尊は江戸時代に天海大僧正が安置した千手観音。天海といえば、あずみのボス・・・(?_?)それはともかく、観音経、般若心経を唱え、納経帳に朱印をいただく。大きな本堂、境内には藤棚の下にベンチがあり、地域の人がくつろいでいる。
ここ慈恩寺で忘れてならないのは、西遊記の三蔵法師で有名な、玄獎の骨が納められている十三重塔。境内から500メートル、たんぼのあぜ道を通って辿り着くと、ちょっとばかり中国風に派手に飾られた門の奥に、石塔があった。
このあたりまでくると、田や畑の田園風景でのどか。初夏のようなさわやかな風が、水を張った田の上を渡ります。農家の無人販売も少しありましたが、これはスーパー並であまり魅力なし。そこからまた30分くらい歩き、東岩槻駅へ。今日はよく歩いた。3時間くらい歩いたと思う。寒いのはいやだが、ずっと照らされてるのもつらい。だいぶ紫外線浴びたな。今夜はお風呂でパックしよう。
これで埼玉編はおしまい。十三番浅草寺、十四番弘明寺も先に参ったので、次は十五番、いよいよ群馬県だ。GW中に、群馬は終わらせるつもり。
































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