« ほったらかしで富士を眺める | トップページ | インビクタス〜負けざるものたち〜 »

萩を想う一日

少し前の話になりますが、朝から冷たい雨が降る建国記念日、萩からミュージカル「SHOWIN」の公演がくるのに合わせて、高校の同期が集まりました。

昼下がりに三軒茶屋のレストランスカイキャロットに集合して、まずは会食。レストランは電話でのやりとりが役所みたいだったのであまり期待してなかったのですが、3500円の和会食は充分豪華で満足。せっかくの26階の眺めは雨で煙ってましたが、みんなおしゃべりに夢中で眼中になかったみたい。

会食を終えたら、みんなで世田谷線で松陰神社前へ移動。世田谷線の電車がきれいになっててびっくり。私が三茶に住んだのは、もう20年近く前だもの、変わるはずだわね。あの頃は若かった・・・(遠い目)。

そして、開場までまだ1時間あるので、松陰神社に参詣。ここは、萩出身者にとって特別な場所。松陰先生が安政の大獄で処刑されたあと、高杉晋作ら松下村塾門下生によって遺骸が運ばれ葬られたところだからです。一度は参ってご挨拶せねば、と思いつつ上京してはや30年。こうして萩高校の同級生たちと参詣できるとは、これまたうれしいことです。

境内の中には、松下村塾も再現されています。でも実物とはなにかちがうね?ああそうです、板壁が新しくてきれいなのと、覗き込む向きがちがうのです。そんなことをきゃっきゃっとしゃべりながら歩いていると、会うわ会うわ、同郷の先輩や後輩たち。この日同じ様な行動をとった人たちがたくさんいて、松陰神社の街は、萩出身者でちょっとお騒がせしてすみません、なのでした。

そして、ミュージカルの開場にはちょっと早いのだけど寒いから会場で待とう・・・と世田谷区民会館に行きましたら、もう行列!後ろにもどんどん連なっていきます。なんと、1200名定員の会場が満席。がらがらだったらどうしよう、萩からやってくる演者たちががっかりする顔を見たくない、と思ったので、2階席まで埋まっていくのをみて、これには感動しました。

さて、いよいよ創作ミュージカル「SHOWIN~若き志士たち~」が開演。市民から公募した素人ばかりとは思えぬ熱演で、期待以上の出来栄えでした。ひとつひとつのエピソードが、子どものころ習ったことばかりでしたので、すんなりと心に浸み込んでいきます。

帰り道でも、よかったねえ、なつかしかったねえと、懐かしい訛りが耳に入ってきます。私たちの原点を見たという思いを胸に抱きながら、再会を約して友と別れました。忙しい日々の合間に、心にほっこり温もりを感じた冬の一日となりました。松陰先生、ありがとう。

翌日、ミュージカルを観た社員が、「萩の人って本当に吉田松陰が大好きなんですね」と感想。そうね。確かに萩の人にとっては、隣に住んでる偉い先生、くらいの親近感があります。子どものころから朝に夕に、松陰先生の教えを植えつけられますから、みんな先生づけで呼びます。

至誠にして動かざる者は未だこれあらざるなり

志を立ててもって万事の源となす

« ほったらかしで富士を眺める | トップページ | インビクタス〜負けざるものたち〜 »

交流」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ほったらかしで富士を眺める | トップページ | インビクタス〜負けざるものたち〜 »

Twitter

2013年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

MyFavorite 

  • やまぐちビジネスマッチングin東京ブログ
無料ブログはココログ