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武蔵野巡礼その2の1~武蔵大和

少し曇ったかな、と思えた日曜日の午後。珍しくツレが、散歩がてら歩いてもいいよ、と自分から言い出したので、リュックを背負って武蔵野三十三観音に出かけました。まず向かったのは、西武多摩湖線武蔵大和駅。西武新宿線小平駅、拝島線萩山駅を経由して多摩湖線に乗り換えます。武蔵大和駅からは西武線が配布している御開帳のマップを手に、徒歩10分のはずの八番圓乗院に向かいました。

そのうちに空からポツリポツリ。傘差して歩けども歩けども着きません。道行く人に聞いても、首をかしげるばかり。どうも、分かれ道で選んだ方向が間違っていたようで、あーっちのほう、と教えてくれた人の言葉を頼りに、右に90℃方角を変更しました。

そこからは迷走。住宅地なのに、道を聞こうにもなかなか人に遇わないし、やっと聞けたと思っても、あっちのほうとしか教えてくれません。そのうちについに行き詰って、ツレと口論を始めたところで、同年ぐらいの女の人を発見。

「あの~、圓乗院というお寺知りませんか?札所ににもなってるお寺なんですが・・・」。すると女性は首をかしげて、「はて。いつも前を通るお寺がそれじゃないかしら???」と。そして、「では一緒に行ってみましょう。私もお寺の名前が確認できてちょうどいいわ」と連れ立って歩き始めました。

その女性は1年前に越してきたばかりだそうで、このあたりはタヌキやふくろうもいるのよ、とおしゃべりしているうちに、目と鼻の先にありました、八番圓乗院。「あ、やっぱりそうだ」と彼女も境内に上がり「このお寺には、立派な石灯篭があるのよ。同じのが、西武球場の山口観音にもあるの」と楽しそうに話してくれ、ひらひらと手を振って別れました。

さて、狭山丘陵に位置するこのお寺、古文書の類は皆災禍で消滅したため開基は不肖なれど、900年くらい前にはすでに存在していたらしい。起伏のある境内には井戸水が湧き、爽快な風がわたります。縁起の説明らしきものも見当たらないので、歴史的背景はよく理解できませんでしたが、お寺の佇まいからして、古くから堂々と存在してきたのでしょう。

札所めぐりは「同行二人」、観音様が一緒に歩いていると言われています。困ってしまってどうしようもなくなったときに現れて道を示してくれた彼女が、観音様のように思えました。予定時間は大幅に過ぎましたが、彼女の口にも上った山口観音(金乗院)にも、この後参ることにします。

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