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武蔵野巡礼その8〜高麗

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武蔵野三十三ヶ所巡りもいよいよ佳境に入ってきました。先日も巾着田に曼珠沙華を見にいったばかりの高麗(こま)へ、今度は札所巡りです。今回のルートは、西武新宿線の終点川越駅でJR川越線に乗り換えて、高麗川駅下車。番外霊巌寺、途中高麗神社に立ち寄り、続いて二十六番聖天院、二十七番勝音寺の三つを廻りました。

201010241129000201010241130000  今回面白かったのは、高麗という町の歴史について触れることができたことです。朝鮮半島の高句麗に由来するだろうことは、高麗という町の名前から想像に易かったのですが、なんとなんと、1300年近い昔にできた郷であることを知りました。俄か歴女になってコーフンです。

高麗神社のHPを参考にしますと、西暦688年に高句麗は唐と新羅の連合軍滅ぼされ、多くの人々が日本列島に逃れて現在の関東一円に住み着きました。716年、散らばっていた1799人が現在の高麗の地に集められ開拓を開始、高麗王若光(こまおうじゃっこう)を首長として高麗郡ができたと続日本紀に記されているそうです。201010241214000

高麗郡をよく治めた若光が没すると、高麗明神として祀ったのが高麗神社。若光の子孫が代々宮司を務め、現在は60代目(!)にあたるそう。近代の総理大臣が多く参拝したこともあり、出世明神として現在も参拝者で賑わっています。

一方で、若光の菩提寺として751年に建立された寺が、二十六番聖天院。大きな山門をくぐって石段を登り、拝観料300円を払って中門を抜けると、足利時代の阿弥陀堂や庭園、書院。観音様は阿弥陀堂の中に。さらに石段を上がると中腹に国指定の重要文化財の鐘に、2000年に建立された総欅造りの本堂。広々と敷地の中には雪山に見立てた石灰岩の庭や若光の石像、在日韓民族無縁仏慰霊塔なども見渡せます。

201010241230001 201010241241000 201010241246000 201010241247000

201010241230000 201010241229000お参りを終えて門を出ると、寺を背にして両脇に「天下大将軍」「地下女将軍」と書かれた顔のついた石柱が立っています。チャンスンという、朝鮮半島に伝わる守り神なのだそう。そして道を挟んだところに、なんと萩焼の窯元の看板を発見しました。萩焼も朝鮮半島から伝わった焼き物ですから、関連性があるんでしょうか。

高麗を歩いていると、清冽な高麗川が蛇行し木々の緑が豊かで、さまざまな鳥の声が聞こえてきます。農作物と鉱物に恵まれた豊穣な地です。目的のお寺を三つ参拝した後、以前から巾着田に来るたびに気になっていた、鹿台橋のそばの阿里山カフェに立ち寄りました。201010241441000

オープンデッキからは高麗川の河原が見える心地よいカフェで、オーガニックを中心にメニューが構成されています。インディアンペ-ルエールというオーガニックビールと、もちもちしたベーグルをこんがり焼いて、クリーミーな豆のディップと新鮮なオーガニックの野菜をはさんベーグルサンドを注文。想像以上の美味しさ!店舗で有機野菜とチーズを購入しました。201010241358000

一休みしたら、西武秩父線の高麗駅から帰宅。歩いた歩数は約18000歩。高麗の里の巡礼は、1300年の歴史に思いを馳せ、実際の歩数以上に遠くを旅したように感じました。

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