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ザ・ファイター

アカデミー賞関連の映画の公開が続いてます。助演賞をWで受賞したのは、「ザ・ファイター」。実在するプロボクサーで、世界タイトルチャンピオンであるミッキー・ウォードと、その兄ディッキー、とりまく家族や恋人の、濃厚な絆と葛藤を描いた映画。

兄ディッキーは、貧しい労働者の町を一躍有名にした才能溢れるボクサー。しかし、破滅的な性格で薬物に手を染め、堕ちていく。兄に手ほどきを受けた優しい弟ミッキーは、プロボクサーとして次第に頭角を現す。周囲は、ミッキーの足を引っ張るマネージャー役の母親と、強盗で監獄送りになった兄を、ミッキーから離そうとする。

家族に対する思いやりと、うとましさの間で苦悩するミッキー。とうとう、ミッキーを支えてくれる恋人や仲間とも、感情が行き違ってしまう。優柔不断で人間関係に振り回されていたミッキーだが、やがて自分の意志で判断し、夢に向かって力強く進み始める。

この映画で弟の足を引っ張る堕ちたヒーローを演ずるクリスチャン・ベールは、アカデミー賞助演男優賞。クリスチャン・ベールはこの役のために、髪を抜き、歯並びを変え、大幅に減量したそう。目が落ち窪み頬がこけた様は鬼気迫ります。

派手でだらしのない母親を演ずるメリッサ・レオは、アカデミー賞助演女優賞。若作りをし、息子を溺愛する、勘違いオバサンを熱演。あ~、こういう母親っているよな~、うっとおしいけどにくめないんだよなって、思わずうなずくダメ母ちゃんぶりです。

W受賞の二人の演技がすごくて、主人公を演ずるマーク・ウォールバーグと、その恋人役のエイミー・アダムスは、かすんで見えます。ご健在のファミリーのお話ですので、最後はきれいに纏めてあるのが、作品としての欠点かもしれない。

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