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海洋天堂

この夏、私の一番のお薦めは、中国映画「海洋天堂」です。

自閉症の息子と二人で生活する父親を、ジェット・リーが演じます。父親は肝臓がんの末期で、息子を一人残していくことに不安を感じ、施設に預けようとしますが、うまくいきません。

いっそのこと、一緒に天国にと思っても、息子には息子の意思があり、人生があります。自分の命の灯が消える前に、なんとか息子が一人で生きていけるように、父親は渾身の愛を注ぎます。

ジェット・リーといえば、ハリウッドでも大活躍のアクションスター。小柄な身体と並外れた身体能力、人懐っこい笑顔で、スクリーン一杯に跳びはねる姿のイメージ。

しかしこの映画では、息子の世話に明け暮れ、病気を抱えて疲弊した中年の男性を静かに演じ、いつものスーパースターの面影はありません。ただ一重に息子の行く末を案ずる、優しい父親の姿です。

息子を演ずる文章(ウェンジャン)の演技も秀逸です。清らかな心、繊細な神経、自分の世界を表現します。水泳がとても上手いのは、吹き替えなしだろうか。

舞台は南洋の街で、青い海が美しく、坂の多い街並みも興味がわきます。女性監督ならではの、優しくて辛抱強い父性の描き方。とてもバランスのよい映画と思いました。

心が浄化されるような映画で、二回見ると理解が深まりました。音楽は久石譲です。

海洋天堂

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