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サラの鍵

今年は映画を50本見ることが目標です。別に意味はありません。たくさん見ることで、見る目を養い、評価する力を養いたいと思います。2012年最初の映画は『サラの鍵』、いきなり★★★な作品です。

第二次大戦中、ナチスに占領されたフランスでは、7万人を超えるユダヤ人が収容所に送られ、帰らぬ人となりました。幸せな家庭が不条理にも壊され、家畜同様の扱いを受けて、小さな子供の命までもが軽々しく扱われた。

ジャーナリストのジュリアはその事実を調べるうちに、自分のアパートもユダヤ人家族の家だったのではと思いあたります。60年以上もの時を超えて、悲劇を甦らせずにはいられないジュリアに、家族は困惑します。

新年早々に見る映画にしては悲し過ぎるのでは、と足踏みしましたが、昨年までのお正月とは違うのです。うかれてはいられない、と思い、いささか心を奮い起たせて参りました。

それはそれは悲しい映画でしたが、悲しいだけでは終わらせない、ミステリー仕立の展開も見事でした。

どこの国にも、忘れてしまいたい歴史がある。でも私たちの幸せは、誰かの悲しみや苦しみの上に成り立っていることを忘れてはならない。この映画から、そんなメッセージを受け留めました。年の始めにふさわさい映画を見ることができた、と満足です。

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