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灼熱の魂

今年2本目の映画は、『灼熱の魂』。昨年のアカデミー賞外国映画賞ノミネートされつつ受賞を逃がした力作です。

カナダの双子の姉弟、ジャンヌとシモンは、亡くなった母の謎めいた遺言に従い、存在を知らぬ父と兄を探しに、母の故郷である中東の国に行きます。生存中は謎に満ち、決して子供たちにも心を開かなかった母の過去を辿る旅。やがて、母の過酷な人生が明らかになり、想像もしなかった結末にたどり着きます。

それは、同じ国民の間で繰り返される、宗教的対立による憎しみと復讐の連鎖。不条理な社会の中に浮かび上がった母親の姿は、姉弟の知っている母とは別の、壮絶な女性の姿。全てを受け入れた母親の深い愛に、人間とはなんと罪深い存在かと思い知らされます。

前日に見た『サラの鍵』に共通する部分がたくさんあるので比較されがちですが、こちらのほうがより現代の社会にも通じるリアル感があり、見終わったあとの衝撃も大きいです。家族で見るお正月映画としてはテーマが重過ぎて、みんなしばらく黙りこくってしまいました。

今なお世界中で、宗教対立や戦争が続いていることを考えると、胸をえぐられるようで辛い話ですが、みるべき価値のある映画だと思います。だから★★★です。

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