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J ・ エドガー

今年7本目の映画はクリント・イーストウッド監督、レオナルド・ディカプリオ主演の『J・エドガー』。

FBI 初代長官で、大頭領をも監視下におく絶対的な権力をもった、ジョン・エドガー・フーバーの生涯を描いた映画。

20代で組織の長に登り詰め、77歳で死ぬまで長官を務めたエドガーは、国家を守るという使命に人生を捧げた。そのモチベーションとなったのは、名誉欲や権力意識ではなく、エドガー自身の心のもっと深いところの、個人的な弱さとの対峙であったと監督は捉え、ディカプリオはその複雑な人間性を、激しく厳しく演じています。

主演のディカプリオ、彼を長年にわたり支えた副長官役のアーミー・ハマー、秘書役のナオミ・ワッツともに、老醜の熱演に本気度を感じます。

社会は組織で成り立っており、それを構成するのは詰まるところ、人間の意思がもたらす行動の結果に過ぎない。そして、絶対的な正義は存在しないと思うと恐ろしい。

予告編では想像できなかったストーリー展開で、全編緊張しながら観ました。後年このように描かれるとは、天国のエドガーは思いもよらなかったでしょう。

クリント・イーストウッド監督らしい、単なる伝記ではない、終わったあとも深く考えさせられる重みのある映画でした。





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