秩父巡礼その9・結願

札所めぐりの中でもっともハードだった前日の影響で、朝から足腰がガタガタ。が、せっかくここまでがんばったので、気合を入れて起きる。前日のちょうど1時間遅れで、11時前に西武秩父に到着。

まずは、市街地で残っていた十四番、十五番をゆっくり廻ることにする。駅の近くで早速連れは、野菜の買い物。南瓜や葉付き人参、にんにくなどを入れた袋を肩から提げてご機嫌の模様。今日は私のほうがへたばっている。

約15分歩くと、十四番今宮坊の手前に今宮神社の鳥居が登場。今宮神社は今から千三百年も昔、役行者(えんのぎょうじゃ)が飛来し修験道を広めたとされる。千年前には二つの観音堂も建立されたが、明治の神仏分離令で修験道が廃止されるとともに、現在の十四番今宮坊と二十八番橋立堂に分離されたとのこと。境内には、武甲山の伏流水が湧き、樹齢1000年のケヤキがそびえる。

神社から目と鼻の先に、十四番今宮坊。境内にしつらえた縁台にお茶の用意をして、年配のご婦人方が集まっている。お祭りの打ち合わせでも始まるのかな。街中は暑く、それ以外には人の姿は見えない。

十四番から再び目抜き通りを約15分、秩父鉄道の線路を越えると、十五番少林寺。比較的新しい瀟洒な禅寺。お盆でお墓参りする人の姿があった。電車の時間まで少しあるのでその足で近くの秩父神社へ。12月の夜祭で有名な、町の中心に位置する立派な神社。境内では、夏祭りのお神輿の準備中。

秩父駅で秩父牛乳を一気飲みし、さあいよいよ三十四番へ。秩父鉄道秩父駅から、三つ先の皆野駅に向かい駅前から皆野町営バス日野沢行に乗る。さすが御開帳最後の日曜、バスは満席で座れない。しかし土日は1日に5本しかないので、乗り遅れるわけにはいかない。

約20分バスにゆられ、札所前下車、急な坂を登り、三十四番水潜寺。ここは西国三十三ヶ所・坂東三十三ヶ所を加え、日本百観音の結願寺となっている。団体バスで参る人、三十三番から札立峠を越えてくる人、皆野町からバスで来る人さまざま。やったねー、終わったー、などの歓声が上がり、あちこちで記念写真をとっている。

私たちも、GWから九日間かけて三十四箇所を廻った。途中でくじけそうになり、道中では口論も絶えなかったが、その間に瑞々しい新緑は生命力溢れる緑に変わり、花々の姿も変わった。こんなに自然に満たされた時間を過ごしたのも、久しくなかったことである。

昨年から体調を壊し、今年は生まれ年で節目でもあることから、自分の生き方を顧みたいと思ったことから始めた札所めぐり。何も変わったことはないけれど、日々を大切に、縁ある人々を大切に生きたい、としみじみ感じたのであった。

さて、来週からは何を目標にして週末を過ごそうかな。

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秩父巡礼その8

梅雨はどこへやら、真夏の気配。秩父札所総開帳は7月18日まで。

この土日で三十四ヶ所廻りきってしまうために、電車・バスの時間を綿密に検討。終わりのほうはエリアが広く、交通機関の連絡が難しいのだ。 

自宅を8時前に出て、所沢8時50分頃の特急に乗り、10時前には西武秩父に到着。まずは本数の少ない栗尾行の西武観光バスに乗るが満員で座れず。小鹿野町役場で町営バスに乗り換え。1日4本しかないマイクロバスだ。

11時47分に三十二番法性寺に到着。石段を登り、先に本堂で納経をすませると、観音堂はさらに上の岩盤をに立つ。本堂の伽欄はそよ風が吹き、山間の景色が見事である。

12時7分終点から折り返してきた町営バスに乗り、12時40分小鹿野町役場で再び栗尾行きバスに乗り約10分、終点へ。

栗尾から約40分、アスファルトのゆるやかな道を登る。暑くて息がきれる。途中圧倒されるほどの無数の水子地蔵が、手に手にかざぐるまをたずさえて、山の斜面に並んでいる。

ようやく着いた三十一番観音院の山門には大きな仁王像。そこから本堂までは、さらに約三百段の石段を、せせらぎを聞きながら登ると、ここも岩盤を利用した観音堂で、脇には見事な滝。

お参りをすませ、栗尾に戻る途中、観音茶屋でおそばではらごしらえ。30分ほど休憩し、15時25分のバスに乗って、泉田で下車。アイスバーをたべながら、山里の道を約40分歩き、三十三番菊水寺

きれいに手入れされた参道の桜のアーチをくぐり、御手綱に触れる。御手綱を辿ると観音様の手に結ばれ、握手をしていただくのである。時刻は閉門の17時前。

来たほうとは逆の道をまた30分くらい歩き、吉田元気村と西武秩父を結ぶバスに乗車、約40分で駅に着。18時25分特急に乗って所沢で降りるつもりが寝過ごして池袋。

さあ明日は最後だ。がんばるぞ。

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秩父巡礼その7

2週間ぶりに秩父へ出かける。ついつい朝ぐずぐずしてしまって、家を出たのは9時半過ぎ。秩父まで電車でたっぷり2時間かかるので、全日本女子バレーの柳本晶一監督の「人生、負け勝ち」(幻冬舎文庫)を読みながら行く。女性組織論として示唆に富んだ内容。

12時前に西武秩父に到着、まずは秩父鉄道お花畑駅から、終点三峰口の一つ手前の白久駅へで下車。駅を降りると目の前の坂を山のほうに登る。暑くて全身がサウナのよう。息が切れる。道の下には谷津川のせせらぎが聞こえるが、植物がうっそうと茂り川面は見えない。頭上でホトトギスも暑い暑いと鳴いている。

約15分ハアハア息をきらしながら急な坂を登ると、山の斜面に三十番法雲寺が現れる。ご本尊の如意輪観世音は、唐の玄宗皇帝が楊貴妃を弔って彫ったものとの言われが。般若心境を唱え、納経を済ませて駅への道をもどる。三峰口から折り返してきた秩父鉄道に再び乗り、今度は秩父駅に向かう。

鉄道ファンらしき小学生の男の子二人が、デジカメをぶらさげて乗り合わせる。二つ先のホームでグリーンの電車と行き会うと、もう興奮状態に。ホームに躍り出て嬉々としてシャッターを押していた。将来は立派な鉄ちゃんだ。走行中によく見ると、線路脇にはたくさんのカメラを抱えた老若男性。男の人って本当に電車がすきなのね。

秩父駅に着くと早速バスで三十一番に向かおうと駅員さんに相談するが、交通の便が悪く時間的に無理のようだ。そこで、飛ばしていた市街地を中心とする札所を廻ることにする。駅正面からきれいに整備されまっすぐ伸びた道路を15分くらい歩き、住宅地のほうに小道を入ると、十六番西光寺。ここには大きな酒樽の形をした酒樽大黒天も祀られており、なんだか親しみを感じてしまう私。

お寺の近くのわへいそばで、もりそばをくるみ汁で腹ごしらえ。おそばやさんを出ると、空はだんだん曇ってきて、カミナリがゴロゴロと鳴り始める。秩父連山の上空はすでに雨雲。空が広いので、だんだんとこちらに向かってくるのがわかる。約20分歩いて十七番定林寺に着くころには、風神様が袋から噴出したような風が吹き、草木を揺らして木の葉をくるくる巻き上げる。

夕立が来そうだから急いだほうがいいとお寺の人にも言われ、納経をすませたら早々に十八番に向かう。だから折り畳み傘を持ってこようと言ったのに、と連れに文句を言いながら5分も歩く頃には、ポツリポツリと大粒の雨だれが。雨宿りの軒もなくこの分じゃびしょぬれだ、と思いながら歩いていると、建物も新しい和菓子屋さんを発見。

お団子を注文し店内の椅子に座って雨模様を見ていると、親切な女将さんが「止むまでどうぞひと休みなさって」とコップに牛乳をついでくれる。ヒンヤリして美味しい。雨足は強くなる一方なので、お言葉に甘えて腰を落ち着け、お仕事の邪魔をして少しおしゃべり。

秩父のお菓子屋さんたちは町おこしの一環で、地場産の素材を使って新しいお菓子作りに積極的に取り組んでいるそうだ。最近では秩父の山のカエデから採ったメープルシロップで洋菓子を作り、海外の菓子コンクールで金賞をもらったという。そのうちに雨があがってきたので金賞のお菓子を買い、お礼を言ってお暇する。相生町の水戸屋さん、ありがとうございました。

そこから国道を大野原のほうに15分くらい歩くと、十八番神門寺。納経するとちょうど5時でおしまい。道の駅によって、きゅうり、レタス、ナス、トマト、シイタケ、セロリ、枝豆、豚ホルモンの味噌漬けを購入。おかげで夕食は、野菜たっぷりだ。

ご開帳もあと10日。残り6箇所をどうやって廻るかな。

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秩父巡礼その6

雨の日曜日。予定通り、朝から秩父へ。雨なのに、飯能から西武秩父へ向かう電車は満席。秩父ミューズパークで夜、野外コンサートがあるらしい。

西武秩父駅から秩父鉄道お花畑で乗り換えて隣の影森駅で下車。山裾の、二十六番円融寺へ。そこから琴平ハイキングコースに入り300段の石段を登ると奥の院に観音堂があるそうだが、雨のため断念して平地を歩く。静かな里を20分くらい歩くと、二十七番大渕寺。境内には延命水と呼ばれる湧き水が。本堂は境内から少し登った山の斜面。

そこからさらに人里離れ、約30分で二十八番橋立堂。ご本尊は鎌倉時代の作とされる馬頭観音。石段を登る本堂の背後には、石灰岩の絶壁がそびえ、眼前は深山の木々が霧に浮かぶ幽玄の世界。入場料200円払えば、納経所の脇から橋立鍾乳洞に入ることができる。空気のヒンヤリした洞を、腰をかがめて進んでいくと奥穴は竪に広がり、その行程は約200mと、意外に長い。

橋立堂のそばの土津園、甚太郎そばで腹ごしらえ。わさびとくるみをそばつゆに入れようとすると、お店の人がちょっと待って!わさびはおそばに直接つけて、汁は麺の半分くらいをひたして食べる。それで味わってから、後半くるみを入れて食べると、それぞれの味が生きるわよ、とアドバイス。少し幅広の手打ちそば、予想以上にキリッと美味しくて、連れは大喜び。

おそばで釣ったところでもう1箇所目指そう。そんなに登った気はしないのだが、いつの間にか深い谷底から渓流のせせらぎが響く。約30分歩くと突然、巨大な浦山ダムの威容が出現。堤防の高さ156m、9年前にできたもので、周辺は市民の憩いの場となっているらしい。地震で破壊されたら大洪水にとぞっとしたが、地盤が固いのでそんな心配は不要かな。

二十九番長泉院は、よく手入れされたお庭。雨というのに、団体の巡礼バスが次々とやってきて、納経に時間がかかる。ふたたび荒川沿いに歩き、秩父鉄道の浦山口駅経由で西武秩父へ。足はグチュグチュだが、空気はきれいだし雨に煙る風情に心は洗われるようだ。駅前で、天然の岩魚のお刺身や天然鮎の塩焼きを味わい帰路に着く。いよいよ次回は三十番台へ突入!

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80名の社長が伊豆に集合

社)関東ニュービジネス協議会恒例、NBC夏合宿。梅雨の合間に、今年も中伊豆ワイナリーシャトーT.S及びホテル・ワイナリーヒルで開催された。

今年の参加者は約80名。20代~70代、一部上場企業もあれば創業間もない会社もあり、業種もさまざまだが、責任ある立場はみな同じ。みんな社長。丸々一昼夜、学び、語り、考える時間を共有する、NBC名物のイベントだ。

今年のテーマは「食」。生きていく上で不可欠な食の問題を学び、ビジネスプランを考える。1日目は昼食前に現地集合し、地産地消とさよならメタボとCO2削減。ランチバイキングでは食事を取りながら、食材がどこから運ばれて輸送にどのくらいのCO2を排出するのかを認識。

セミナー講師には、地元で農業・漁業に関わる方々を招聘し、農業漁業にかける情熱や取り巻く課題をお話いただいた。箱根ファーマーズカントリーの会長を務める三島の高木さんはジャガイモや葉ねぎを、高木さんのお友達のたか惣の高村さんは、立派なわさびを持ってきて下さった。わさびは茎に近いほうからやさしくおろすのがコツだそうだ。

漁業については、ウーマンズフォーラム魚の白石ユリ子代表に問題提起していただき、伊藤で仲卸を営む太吉丸水産の佐藤さんに、漁業の現場や流通について歴史もふまえお話いただいた。佐藤さんが持ってきてくれた、朝水揚げされたばかりのダルマイカとサザエとシイラは、お刺身となって二次会でわれわれのお腹に。

翌日は6グループに分かれ、みんなでビジネスプラン作りに取り組む。ぶどうの下でバーベキューを食べながら戦略会議を開いた後、各グループがプレゼンを競う。審査は全グループの投票で決まるが、農業や漁業のファンドを作るというプランが優勝。私の属する「ピーマンチーム」はプレゼン賞で、賞品にわさびふりかけをもらった。

すべてのプログラムを終了し解散する頃には、お互いの距離感がぐっと縮み、なんだか別れ難い雰囲気になる。東京の日常に戻れば、ベンチャー経営者は誰もみな厳しい経営環境で大きなストレスを抱える。こうして夜を徹して、夢や希望や悩みを語り合える機会は、大事にしたいと思う。

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秩父巡礼その5

雨が降りそうで降らない日曜日、秩父へ向かう。出足が遅れて、現地到着は12時半。13時過ぎのぐるりん号という循環バスに乗って、まずは前回最後の二十三番音楽寺に向かう。せっかくなのでもう一度お参り。鐘を一突きすると、ごわわ~んという音に羽が生えて、眼下に広がる秩父市街の空に飛んでいく。

ここから二十四番までは、巡礼古道長尾根道を行くことにする。観音信仰が盛んだった江戸時代に参拝者が歩いた山の中の道。生い茂った木々で昼間でも暗く、短いが険しい山道や沢もあって、ちょっとしたハイキング気分。先般の雨のせいで道がぬかるんで、気を抜くとずるりとすべって泥だらけになりそうだ。

途中なんどか道に迷いそうになるので、前を行く慣れた風情のおじさんの姿を見失わないよう急ぐと、家人がどんどん離れていく。少し待って、追いついたら急ぎを繰り返したら、自分だけ休んでずるいと言われる。ひとりだったらもっと速いが、ひとりだと山道は恐い。ときどき女性の一人巡礼を見かけるが、かなり危ない。

古道の途中では幾筋も、荒川に注ぐ水が流れている。持参のおにぎりを食べながら、約1時間くらい、上がったり下がったりしながら、二十四番法泉寺に到着。山寺の風情。お賽銭を入れて般若心経を唱え、300円払って納経帳にご朱印と書き入れ。

再び古道を歩き山道を抜けたところに、秩父錦の「酒づくりの森」。博物館と物産館があり、商売っ気のない物産館で生原酒を買う。背中のリュックにお酒を背負い、道々の無人野菜販売所で椎茸やレタスを買いながら約1時間歩き、二十五番久昌寺に到着。

閻魔大王の通行手形があるという謂れから、別名御手判寺。本堂に面して、ただひたすら四角く大きい弁天池に、美しい蓮の花。巡礼を初めてちょうど1ヶ月、この短い間にも季節は確実に移ろい、さまざまな花を見せてくれる。

そこからバスで30分弱、荒川の流れを見ながら西武秩父駅へ。前から気になっていた駅前の居酒屋へ入ってみると大当たり。店のおじさんが自分で釣ってきた天然の山女魚と鮎を塩焼きに、鹿刺しももらって岩魚の骨酒で一杯、というか三杯。おいし~い。山菜の煮物やキュウリ、トマトなどがサービスでどんどん出てくる。

次回来たときは、岩魚の刺身を食べるべし、というのでさ来週にきっと来ると思うというと、おじさんは壁のカレンダーに岩魚の刺身と書き込んだ。その日に合わせて釣っておいてくれるという。家人もこれなら喜んで着いて来てくれる。

あと残りは、十四番~十八番と、二十六番~三十四番。どんどん山深くなっていき、体力もいるが楽しみも増える。

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秩父巡礼その4

雨で静かな日曜の朝。一仕事終えてもう一眠りとベッドに戻りかけたが、最近忙しくて家族と過ごす時間が減っている娘が本日は何も予定がないという。今日は皆で出かけよう!と家人の一声で、渋々の娘も交えて秩父巡礼に出かけることに。出かける頃には雨も止んだ。体育会系女を連れているので運動量の多いところを歩こうと順番を飛ばすことにする。

まずは西武秩父駅からJRお花畑駅に乗り換えて二つ目大野原駅で下車。畑と家屋が混在する中を10分程度歩くと、小じゃれた市営団地の側に、十九番札所龍石寺がある。旱魃の際に弘法大師が祈祷したところ、石が割れて龍が立ち昇ったとの縁起があるお寺。

龍石寺から約10分、秩父橋から荒川を渡る。水の流れは左から右、長瀞のほうへと下る。雨上がりの蒸し暑さの中、川風が心地よい。二十番岩之上堂は、その名のとおり河岸の岩盤の上にある。境内に川の流れ響く。かつては渡し舟で巡礼していたそうだ。団体と鉢合わせて、30分位納経の順番待ち。

しばらく車道沿いに歩き、二十一番観音寺。ここは火除けの観音様と言われる。江戸時代は火事が多かったので、参拝者も多かったことだろう。境内に入ると六地蔵が並ぶ。秩父は本当にお地蔵さんが多く、もう何体拝見したことか。

二十一番からまたしばらく車道を歩く。道端には苺やきゅうりの農園が並ぶ。わき道をまがると、畑の間に二十二番童子堂。仁王門の両側には、目がパッチリしたかわいい仁王が並ぶ。ここは子どもの健康祈願にご利益のあるお寺。

童子堂から道路を渡って、道しるべに従って峠を登る。人一人がやっと通れる山道で左手は崖。雨の後なので道がぬかるみ、結構勾配がきつい。もう雨はすっかり止んで、気温が上がってきた。じっとり汗が湧いてくる。ときどき鐘の音がごぉーんと聞こえるが、先が見えず生い茂った木々で暗いのでちょっと不安に。ところどころ倒れた木を跨ぎながら登ると、小鹿坂峠の中腹に二十三番音楽寺の納経所に到達。4時55分。納経は5時までなのでぎりぎりセーフ。

鐘をひとつきし、お賽銭を入れて般若心経を唱える。色即是空、空即是色・・・。音楽寺という名のせいか、リズミカルにお経を唱えると気持ちがすがすがしい。境内をさらに登っていくと、秩父の観光ポスターやパンフレットに必ず載っている、十三体の地蔵石仏。眼下には秩父市街が一望でき、正面には武甲山がそびえる。

ここで本日の巡礼はおしまい。時代を遡ったような風景も、5分も歩けば秩父ミューズパークへ向かう立派な車道。最終の循環バスに間に合った。西武秩父駅の仲見世通りの武蔵屋で、秩父名物しゃくしな漬けと、地場のもろきゅう、地酒秩父錦で一杯。せいろそばで締めて、レッドアロー号に乗る。

総開帳はあと1ヶ月半で終わってしまう。間に合うかな。

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歯医者

新潟の夜は寿司Dining魚菜亭
美味しい料理が山のよう、健啖家の集まりで話もお酒もはずみ、お寿司まで到達できず。口惜しい。

土曜は朝食を食べて、10時の新幹線で東京に戻る。そのまま会社に出たら、休日出勤の社員が数名。5月もいろいろ業務が落ち着かず、みんなご苦労様。

夕方は自宅近くの歯医者へ。2ヶ月前に突然大穴が空いた虫歯の治療に。いや突然空くわけはなく、深く侵攻されているのは気づいておりました。外壁だけが残って、中は空洞に。神経が顔出してますよー。こんなになるまでよく我慢しましたね。と言われ、麻酔を打って、ガガガガゴリゴリ・・・。

子どもが小1の頃から家族全員が通ってる歯医者さんにひさびさに顔を出したので、女の先生はいっぱいおしゃべりしてくれた。でも、口を開けてゴリゴリされてる私は、ふわぁー、ふうぇーと情けない返事。他にも虫歯2本発見。しばらくかかりそう。

風邪ひきと歯の治療ですっかりダメージ。やらなきゃならない仕事があるにも関わらず、ベッドでうとうと。ご飯食べてお風呂入って、またうとうと。結局明け方までうとうとしてしまって、慌てて仕事にとりかかる。

外は雨。犬は足元で丸くなって、まだねぼすけ。

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新潟に来ています

新潟に来ています。

先ほど打ち合わせを終えて、ホテルにチェックインしたところ。夕方の会食まで少し時間があるので、部屋で一休み。

ちょっと疲れたので、ラウンジに行って、ケーキを買って来ました。苺のショートケーキ。美味しい。

ホテル・オークラ新潟、初めて宿泊しますが格調高くいいホテルですね。窓から信濃川が見えます。満々とした水がゆったりと流れています。

新潟も今日はいい天気。半そででちょうどいい。空はもわっと霞んでいます。

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甲斐路でリフレッシュ

昨日は山梨学院大学で女子学生に講義。朝8時新宿発の特急かいじに乗って甲府へ、中央本線普通列車で一駅折り返し酒折下車。10時にはキャンパスに着いていた。いつも思うが、甲府は近いなあ。

山梨学院大学は駅伝で有名、水泳では加藤ゆかさんがオリンピック出場決定。キャンパスはこじんまりとしてきれい、先生や職員の方たちも気さくで親切だ。

授業は「女性とキャリア形成」。昨年も行ったが、学生達はみんなおしゃれで明るい顔をしている。わが娘と同じ年頃、みんな子どものように思えて可愛い。幸せになって欲しいなあ。

会社に電話を入れると、スタッフが「今日はもう会社に戻らなくていいから、温泉に入って疲れを落としてきたら」と言ってくれる。確かに今週は少々バテ気味。鋭気を養うために、午後はお休みにさせてもらおう。

甲府駅から新宿に向かって約10分、山梨市駅下車。そこからタクシーで山の上に上って、目指すは「ほったらかし温泉」へ。この温泉は、ゴルフ場を開発しようと山の上を掘っていたところお湯が湧き出した。名前のとおりほったらかされて、当初は地元の人が勝手に入ったりしたそうだが、整備して日帰り温泉施設になったという。ゴルフ場にしてたら今頃経営が大変だっただろう。

お風呂は「あっちの湯」と「こっちの湯」があり、それぞれ別料金。両方入ることはできないのと聞くと、お客さんはみんな最初そう聞くんだけれど、入るとそれぞれ広いから一つでたくさんと思うんですよ、とのこと。

私は富士山のほうを眺めるという「あっちの湯」へ。入浴料は3時間600円。浴槽は屋内にひとつ、露天にだだっ広いのがみっつ。残念ながら冨士山は姿を隠してしまったが、ぐるりと山に囲まれた甲府盆地が一望のもと。
聞こえるのはただ風が木々を揺らす音、そして鳥のさえずり。湯の中で、手足を大きく伸ばす。生きててよかったー。

ちぢこまってた身体をほぐしたら、運動をかねて、笛吹川フルーツ公園まで歩いて降りる。花々が終わってそろそろ実をつける季節。ぶどうの実も青くて小さいのがたくさんぶら下がっている。さすがに平日は人がいません。

さてお腹が空いたので、甲府の友人が温泉入って食事するならと教えてくれた、正徳寺温泉「初花」へ。ここはもともと鰻の養殖と食事どころを経営していたが、温泉を掘り当てて日帰り温泉を始めたのだそう。

鰻のセイロ御膳、温泉の湯の花豆腐、山菜の天ぷらなどを頼んだら、値段に比してすごい量!もちろんお酒は山梨のワイン。とても食べ切れなくて、セイロご飯は娘のお土産に。お腹がいっぱいで動けない。食事だけにしようかと思っていたがやっぱり温泉に入ることにする。

これまたお肌すべすべ系のいい温泉。ミネラル分が多く褐色の湯、温度は低め。露天でゆっくりからだを温めている間に日も暮れてきていいムード。初花は日帰り施設だが、趣は和風旅館。食事して温泉に入っても、東京の日帰り温泉の入浴料より安いのが魅力。

20時過ぎのかいじにのって21時半には新宿着。たった半日のことだが、なんと充実したリフレッシュタイム。来週もがんばって仕事しよう、という気持ちになったぞ。

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秩父巡礼その3

予報より早く、朝から雨。布団の中で1時間悩み、やっぱり秩父に向かうことにする。西武新宿線で所沢まで行き、特急に乗る。GW明けの雨の土曜日、余裕の空席。

12時40分頃、横瀬駅着。前回の終わりの九番明智寺から出発。約30分、里のほうに戻る感じ。途中にJAの店舗があり、連れは早速きのこを買い、買い物袋を2枚もらって靴にかぶせる。変。

十番大慈寺
総開帳の間は普段閉じられている厨子の扉が開かれて御本尊の観音様が姿を顕わす。厨子から曳かれた手綱に触ると、観音様と握手したことになるという。
十一番常楽寺は国道沿いの小高い山の中腹。雨にも関わらず、参拝者はあとを絶たない。

芝桜で有名な羊山公園を左手に見ながら約20分、十二番野坂寺に到着。
このお寺は立派。檀家も多そうだ。20人くらいの団体に遭遇。お坊さんと廻る札所巡り。白装束をまとい、一斉に般若心経を唱えるとなかなかの迫力。

ここらで連れの、もう終わりコールが大きくなってくるが、十三番は西武秩父駅のほど近く。そこまでは行こうと引きづるように向かう。
秩父市街にある慈眼寺は薬師如来もまつられていて、めぐすりの木が境内に。納経帳に朱印と書き入れをしてもらって本日は終わり。

さてここから17番くらいまでは市街を歩くことになる。それを過ぎると、だんだん山のほうに近づいて、道もハードになっていくはず。7月半ばの御開帳が終わるまでにどこまでこなせるだろうか。

西武秩父駅の仲観世通りで、食事し、連れはまたもや産直野菜を、私は秩父錦の純米無濾過生原酒を購入。
5時過ぎの特急レッドアロー号で、靴下を履き替え、濡れた靴に新聞紙を突っ込む。熟睡してあっという間に池袋。

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秩父巡礼その2

連休3日め。本日も娘は部活、練習試合で他大学へ。一緒に早起きし、再び秩父札所めぐりに向かう。レッドアロー号は満席だろうから、西武新宿線で所沢を経由し、飯能行き、秩父行きを乗り継ぐ。

10時40分に西武秩父着。1時間に一本しかない皆野行11時05分発に乗り、20分弱で五番札所語歌堂に到着。
納経は少し離れたところの長興寺。連れは早速美味しいものが食べられるところはと無粋な質問。

六番に向かう途中の「そば処 樫」を教えてもらい、連れの足取りが軽くなる。武甲山のふもとから流れる延命水で打ったというせいろそばを、秩父名物のくるみをすりおろしたつゆで食べる。

早速腹ごしらえをしたら、順路の関係で先に七番法長寺へ。このあたりにくると、民家が増えてくる。
門から眺めた屋根のカーブが美しい。本堂は平賀源内の設計とのこと。源内さんはずいぶんいろいろなところでご活躍。

15分くらい歩くと、高台の上に六番卜雲寺。檀家のお手伝い当番だろうか、おばあちゃんたちがお茶としわしわ梅干をふるまってくれる。天候は曇りときどき霧雨。武甲山の頂上は霞んで見えない。

そこから約30分、弱歩き、いよいよ武甲山が眼前に迫ってくるあたりに、八番西善寺。しっとり濡れた苔の庭に、樹齢600年というコミネモミジの大木が存在感をほこって、小さいながらも洗練された雰囲気。

3箇所廻ったところで、そろそろおそばの威力も消えてきたようで、もう今日は終わりにしようと連れがうるさいが、強引に突き進む。

民家の間の小道を歩くと、お庭からおばあちゃんが、「雨が降ってないでよかったね」と声をかけてくれたり、縁側に腰掛けたおじいちゃんが「がんばってるう」と手を振ってくれたり。横瀬のお年寄りは、やさしくて気さくだ。

右に線路、左に三菱マテリアルを見ながら約40分、九番明智寺。恵心僧都の作といわれる如意輪観世音は、安産・子育の観音様として、女性の信心を集めているそうだ。本堂は六角。

さて、お昼を食べてから約3時間歩いたが、連れのガソリンはもうきれたみたいで不機嫌。10番まで歩きたいところだが、しかたないここで終了し、そろそろ燃料補給。

横瀬から西武秩父まで一駅もどり、試飲会を行っていた造り酒屋の奥さんに教えてもらって、駅前の「えん」という和食の店へ。チェーン店ではありません。

地酒秩父錦とともに、山菜の天ぷら、さくら豆腐、味噌ポテト、卵焼き、せいろそばを注文。このGW、二日間秩父でおそばを四食。ここが一番美味しかったかな。

駅の仲見世通りで、産直のネギと椎茸を購入して帰宅。やはりレッドアロー号は満席で、普通電車を乗り継いで帰る。
次は十番札所から。いつ行けるかな。

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秩父巡礼

4連休の初日、娘は部活で早起き。大学生になっても、二十歳過ぎても部活。明るい青春。
つられて早起きしたが雨。午後にはやむというし、もったいないのでかねてから行きたかった秩父札所巡りに挑戦することにする。

今日は1番から10番だ。西武池袋駅にいくと、レッドアローは本日満席。
仕方なく急行で2時間かけて秩父へ向かう。8時半に家を出たのに着いたのは11時半、出だしが遅い。

一番札所まではバスだが、これまた1時間に1本。
時間があるので駅前のそば屋へ入るがここは今いち。
さてようやくバスに乗って約30分、閑かな里を走る。
雨でしっとり濡れた緑の中に、1番札所四萬部寺が現われる。

ここで納経帳を購入、参った証に朱印を押してもらい、墨で寺社名などを書き入れてもらう。
秩父の札所巡りは三十四ヶ所。西国三十三ヶ所、坂東三十三ヶ所と合わせて日本百番観音といい、室町時代末期から、信仰されているらしい。
今年は総開帳で、日頃見られないご本尊を観ることができたりする。

2番札所真福寺は山の上。いきなりハードルが高い。
連れは疲れたの足が痛いのとうるさいが、山道はひとりではちと恐い。
1時間近く登りようやく到達。読経し、来たときと違う山道を下山。雨も止み、すがすがしい。

三番は常泉寺。連れは住職に、このあたりには美味しいお酒て川魚が食べられるとこはないかなど質問し、全く煩悩の塊。

まだだめとひきずるように約四十分、四番金昌寺
山の斜面の境内には千三百十九体の石仏。本堂にはマリア像によく似た、赤子を抱く子育観音。
ここで連れはギブアップ。長い人生ゆっくり廻ろうと主張してひかない。
ちょうどお客をおろしたタクシーに遭遇し、今日はここまで。

横瀬駅近くの武甲温泉で汗を流し、筍と山蕗を買う。
横瀬駅から秩父駅にひとつもどるが、特急はあいかわらず満席と表示。
しかし窓口に行くと、席ありますよーだって。

リベンジで美味しいそばを食べ、池袋までレッドアローで78分熟睡。
この調子じゃあと三十ヶ所まわるのにいつまでかかることやら。
般若心経。

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大自然の恵のチーズと火の鳥

ポーランド旅行のお土産に、美味しいチーズをいただいた。
チーズの種類は、セミハードタイプのエダムというのかな、
業務用の大きな楕円ボール状のチーズを輪切りにし、ケーキのように8等分する。

チーズの中には気泡がいっぱいで、チーズらしいチーズ。
こういうチーズを見ると、私はトムとジェリーのアニメを思い出す。
猫のトムに追いかけられながら、ねずみのジェリーが抱えて逃げる、あのチーズ。
ところどころ穴のあいている三角のチーズに、海外の匂いを感じたものだ。

このチーズは、ワルシャワから北に100キロ、釧路湿原の10倍の大きさという、ビエブジャ湿原のあたりで作られたもの。
こくがあるのにあっさりしているのは、湿原の干草を餌に飼育されている牛のミルクから作られたものだからだ。

大自然の中で大自然の恵みをえさとする放牧された牛を思い浮かべながら、赤ワインとともに食べる。
ミルクもきっと美味しいだろうなあ。

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劇団わらび座によるミュージカル「火の鳥」(手塚治虫原作)を新宿文化センターで鑑賞。
醜い顔で片腕がなく世間をうらむ我王と、為政者から命じられ不死鳥「火の鳥」を探して歩く仏師茜丸の因縁。

生と死の壮絶な話が、力強く演じられている。

主演の我王役は、パク・トンハさんという韓国出身の俳優。
漫画の我王とちがってかなりハンサムで、声もいい。

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映画-「つぐない」と「フィクサー」

この週末は休むと決めていた。
春爛漫、どこへでかけようかな、と前夜からうきうきしてたのだが。
行動を開始するのが遅くなって、1時を過ぎてしまったので、遠出は中止して新宿へ。

高島屋のテアトルタイムズスクエアで、「つぐない」を観る。

タイトルのとおり、贖罪のお話。
思春期の少女が、使用人の息子に無実の罪をきせてしまう。
彼は初恋の相手であり、美しい姉と愛し合っているのが許せなかったのだ。

将来への希望に満ち溢れた青年は、一瞬にして奈落の底に。
時は戦時中、服役か派兵かという過酷な選択に、彼の人生はもぎとられ、彼を待ち続ける姉の人生ももぎとられ・・・。

不幸の連鎖がリアルで、上映が終わった後の観客の顔の、暗いこと暗いこと。
キーラ・ナイトレイの憂いを秘めた美しさを観るための映画、と思わないと辛すぎる。

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ちょっと前だが、「フィクサー」も観た。

巨大製薬会社の悪事を追い詰めていく映画。
フィクサーとは揉み消し屋。
娯楽としてみるなら、こちらのほうが気楽。

それにしても、悪の巨大製薬会社の社長が女ってのは、女性の地位もここまできたか、という見方もできる。

悪役社長(♀)のティルダ・スウィントンはアカデミー賞で助演女優賞を受賞。
株主に頭が上がらず、追い詰められていく女社長、ってのはちょっと切ない役どころ。

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日曜は、1日じゅう、豊島園の「庭の湯」へ。

温泉入って昼ごはん食べて寝て、温泉入ってソフトクリーム食べて本読んで、温泉入ってビール飲んで・・・。

日曜というのに比較的空いてて、ゆったりできたのは嬉しいが、ここの経営はだいじょうぶかとちょっと心配。

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名残のさくら

桜の花が咲くと、世の中始動!華やいだ空気が街に漲る。
さまざまな会のご案内も次々に届き、ああ、眠っていてはいけないな。

金曜日は、豪クイーンズランド州の首相来日レセプションで帝国ホテルへ。
クイーンズランド州の州都はブリスベーン。日本人にも親しみのある地域。
といっても、オーストラリアには行ったことない私。

昨年の秋に就任した首相のAnna Maria Bligh さんは私と同い年。
にこやかで堂々として、迫力のあるチャーミングな女性。
パーティのゲストは、鉄鋼関係や牛肉関係の会社が多かった。男性ばっかり。

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そのあと青山へ、パーティの梯子。親しい会社の恒例の桜の会。
オフィスのベランダいっぱいにしつらえた桜の木。ライティングで浮見事にかび上がる。

寿司職人に美味しい料理、いろんなお酒もしつらえて、やり手な感じの業界関係者が三々五々。
あんなこと、こんなことあったよね。また1年たったのね。盃を交わし早々に失礼する。

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さてお家に帰りましょと駅に向かって夜道を歩いていると、夜桜観にいこうよと家族からメール。
えー、疲れたけど、まあ金曜の夜だしね。

上野と池袋と青山から集合し、飲み食いできる桜の名所はどこだろう、と携帯で探しでかけたのは、王子の飛鳥山公園。
江戸時代からお花見で有名な公園よ、とウンチク垂れながらコップ酒。

夜目の桜は見事だけれど、白黒の世界。
アメ横から買ってきたおつまみも、澤の井も美味しいけれど、暗いと味が半減するし、体が冷えて冷えて。早々に退散。

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週末は、この春最後の桜を求めて足の向くまま気の向くまま、小田原に行ってきました。
奥多摩へ行こうか山梨に行こうか、など考えたが、海の近くのほうが花粉の影響が少ないし、暖かい所がいいな、と。

新宿から新宿湘南ライン特別快速小田原行きに乗れば、なんと普通料金で、1時間10分で小田原着。
JRもなかなかやるねえ。

小田原城の天守閣から眺めれば、はらはらと桜吹雪が宙に舞う。
残念ながら富士山は見えなかったが、相模湾がキラキラ光って春の海。

さてさてやっぱり、海のもの食べたいと、小田原漁港のおさかなセンターへ。
どこでも新鮮で美味しいよ、というタクシーの運転手さんを信じて、小さな料理屋さんに飛び込み。
生ビールに、新鮮なお刺身と、サザエのつぼ焼き、焼きハマグリ。

女将さんが、鯵のフライを食べて欲しい、と言うので追加すると、おススメだけあって衣はサクサク、身はほっくりして美味!今度は、早朝に来てみたいぞ。

さて日も暮れたことだしそろそろ帰路に着く前に、美味しいお茶で一服したいねと、本家本元「ういろう」で抹茶と和菓子をいただく。

さらに駅前の「菜の花」でお土産にお菓子を購入。
「箱根のお月様」という名の温泉饅頭が、皮がしっとりして頗る美味しい。これもタクシーの受け売り。

お花見はこれでおしまい。

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さくらの咲く時期

あちらこちらから桜便りが届き始めるこの頃。
東京は今週末がお花見のピークでしょうか。

中野駅から新井薬師につながる
中野通りの沿道は桜並木が続く。
桜まつりは4月5・6日と書いてあったが
その頃にはもう桜は終わってるだろうな。

今年の開花は4月初、
と初期の天気予報ではいってたから
それに合わせて日にちを決めたんだろうな。
お祭り主催者も、責められる気象庁も気の毒。

中野通りの桜は、現在2分咲きくらい。
青山一丁目から信濃町に続く外苑東通りは
まだまだ全然咲いてません。

この時期に桜をウオッチすると
ほんのちょっと生えてる場所が違うだけで
生育条件が違うのがわかる。

同じ木でも、日のあたり具合で
枝ごとに咲くタイミングがちがう。
せまい日本、均一化社会といえど
ひとそれぞれ、咲く時期がちがうんだろうな。

できれば遅咲きがいいな。

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こなゆき ぼたゆき

朝起きたら雪景色。
一日中ひっきりなしに振り続けている。
水分を含んだ雪は道をシャーベット状に。
明日の朝はがびがびに凍るだろう。

今年の冬は、たくさん雪にふれる。
というのも、社員の家族の不幸があり、
木曜の夜最終便で青森に行ってきたのだ。
青森空港はもちろん一面白銀の世界。

空港からバスで一路五所川原へ。
途中の道は真っ暗、ひたすら雪道をバスは進む。
到着したら夕飯は外でお寿司屋にでも、
なんて思っていたが、街は静かに眠っている。

ホテルのレストランはラストオーダーぎりぎり。
郷土料理を注文し、10時には早々に部屋でお休み。
雪が音を吸収するのだろう、
しんと静かな夜更けで、久しぶりに深く眠る。

朝はカリカリ雪かきの音で目覚める。北国の人の朝のお仕事。
朝食を終えてチェックアウト、荷物を預けてお葬式の会場へ。
所変わればしきたりも異なる。供物がたくさん。
寒い寒い津軽の地で、故人を偲ぶ人々は温かい。

遺族の親戚や近所の人に交じって、
法要後の会食まで参加させていただいた後
せっかくの機会なので太宰治の生家、斜陽館へ。
太宰が生まれた金木町は、現在は五所川原市に合併。

津軽鉄道五所川原駅から名物ストーブ列車で北に向かう。
車窓は一面の雪の原、まだ幼さの残る車掌が石炭を補う。
30分弱で金木町に到着、駅から斜陽館まで5分程度の道だが、
正面から吹雪いて、やけに道のりが遠い。

太宰治の生家は想像以上にだだっ広い。
貧しい時代にはさぞ威容を誇り、人々を威圧したことだろう。
「選ばれたものとして生まれたことの恍惚と不安」
太宰の暗くて細い神経を形成した館。

もう少し津軽の風情に触れたい欲求を残し
最終便が待つ青森空港に。
一晩の間にさらに雪が増えていた。
雪は静かにさらさらと、軽くて風に舞い上がる。

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イマジンと串あげ

しつこいようだが、今年の営業が始まって
やっと3週間が過ぎた。。。
寒さ厳しいからかな、やけに肩がこる。
先週は、経営者仲間が集まる会食が多かった。

溜池の「伊真沁(イマジン)」で懐石料理。
大御所経営者を若手が囲んだ。
「若手」とは相対的な概念なので、私も若手なのよん。

70歳を過ぎた大御所は、業界のせいか
いつまでもおしゃれで、だじゃれもなんだか素敵。
生き方そのものを見習いたい。
お酒は「越の寒梅」の「無垢」。なかなか手に入りません。

木曜は、くしあげ「はん亭」新丸ビル店で情報交換。
狭い店内の大きな窓には東京駅がどーんと浮かぶ。
江戸の大店情緒漂う根津本店とはちがう趣。

ここの串揚げは、野菜が多くてとてもヘルシー。
生野菜スティックの中のサボテンが珍味だった。
串揚げ大好き。若い子と食べる串揚げは串の坊
カロリーが気になる世代なら「はん亭」がおすすめ。

金曜は取材で、新幹線に乗って那須塩原駅へ。
車窓から眺める山々は雪化粧。
太陽の光に、美しく光っている。
ホームに下りると、さすがに空気が冷たくぶるっ。

取材内容は後日、コクヨのポケディアに連載中の
ひらめき人☆ブレイクスルー」で紹介します。

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お江戸徘徊

お天気がいいので、お参りがてら、
太陽の光に当たりましょうというわけで
深川まで足を伸ばしてみた。
江戸物小説の舞台、一度行きたかったのだ。

といっても深川ってどこ?ああそうか、門前仲町のことね。
新宿から都営大江戸線に乗り門前仲町下車。
永代通り沿いに商店街を歩き、
深川不動の鳥居をくぐると参道沿いにぎっしり露店。

深川不動尊は大本山が真言宗智山派成田山新勝寺。
4階の内仏殿には大日如来の天井図があり、
なかなか派手やかで力強いお寺。
子年生まれの守り本尊は千手観世音菩薩だそうである。

そしてお隣は富岡八幡宮。寛永4年(1647年)創建。
当時は砂洲だったところを埋め立てたそうだ。
甘酒のお振る舞いをいただき、
八幡様として地元に愛されている優しい雰囲気が漂う。

深川と言えばあさりでしょう、と
門前茶屋に立ち寄って深川あさり蒸籠飯で腹ごなし。
さて今度はバスに乗ってお台場のほうへ行ってみよう。
貸切状態で~豊洲~国際展示場~パレットタウンまで。

巨大なビルがたくさんできているのにびっくり。
先ほどの人間臭い深川から一転して、
近未来的な、人のいない街を通ると何だか寂しいよ。
空が夕陽でオレンジ色に染まっている。

お台場まで来るとさすがに人が多くほっとする。
19時ちょうど、海の上に花火が!ブラボー!
外国のお正月みたいだ。
お台場海浜公園の沖の船から上がっているらしい。

せっかくメディアージュまできたので
ALWAYS 続・三丁目の夕日」を観ることに。
丁寧に作られたなかなかいい映画でした。
昭和34年当時の街の様子や風俗が面白い。

まだ私はぎりぎり生まれてないが、
東京と地方の時差があるからだろう、
いちいち懐かしい感じがした。
さあて、お正月休みもこれでおしまい。
締まっていこう!

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黒米のお餅

今年のお節料理は例年以上に簡素。
デパートで黒豆やきんとんなど数品を買い、
故郷の叔父叔母が作った蒲鉾と
家人がアメ横で買ってきた数の子を添えた。

お雑煮は黒米のし餅
昨年我らも田植えに参加した黒米「紫黒苑」が
美味しいのし餅に姿を変えて
お正月の膳を賑わしてくれたのだ。

黒米のお餅はアズキ色。
アントシアニンが豊富。
見た目にも美味しそう。
正真正銘、無農薬、保存料添加物一切なし。

自分が植えたといっても、ほんの2列くらい。
残念ながら稲刈りには行けなかった。
今年もできれば田植えに行きたい。
今年は町をあげての田植えイベントに発展するらしい。

豊穣の恵に感謝して。
今年もよい年になりますように。

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三が日

お正月三が日が過ぎた。
明日から始業のところも少なからずあるだろう。
元旦はまさに寝正月、2日は箱根駅伝が
終わってから初売りに出掛けてみた。

出足が遅かったので、残念ながら福袋はすでになく
店によっては山積みのところもあったが、
そうなると売れ残りのような気がして
買う気がしないから皮肉なもの。

三日にようやく初詣。
近所の氷川神社、新井薬師と北野神社の三社参り。
例年は除夜の鐘とともにお参りするのだが
今年は遅くなり神様ごめんなさい。

新井薬師でおみくじひくと、凶!
ダメージにくらっときたが
周りを見るとみんなザーッて顔して。
凶しかないみたい。
ひとりでひいたら落ち込むとこだった。

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カレーうどんの古奈屋

グルメネタを続けて。そばVSうどん。
東京では圧倒的にそばのほうが美味しい。
でも本当は私、うどんのほうが好き。
美味しいうどん屋を見つけると嬉しい。

日本橋三越に用があり、
帰りに食事をしようと思ったら
三越本店のレストラン街は高級店が3店、閑古鳥。
日本橋ってちょっと寂しいことになってます。

美味しい店はわからないし
でもお腹すいて死にそうだしで
コレド日本橋に飛び込んだ。
ここもちょっと寂しいことになってましたが

レストランは結構美味しそうな感じ。
その中に見つけた、カレーうどんの古奈屋
連れは、うどんかよ・・・と不満そうだが
有名店だから、と無理やり入る。

1人宴会セット(名前が寂しい)1890円を注文。
カレーうどんに、おつまみ1品、えび天、生ビール。
汁を一口飲んだら・・・美味しい。
こんなカレーうどん食べたことない。

普通のカレーうどんは、いわゆるカレールーの味で
かたくりでとろみがつけてある。
ここのは、坦々麺っぽいというか、木の実の味がするぞ。
仕上げにミルクを入れて、クリーミーに仕上がってる。

麺もコシがありながらのどごしよく、塩分控えめな感じ。
スープがよくからんで、上品な味だ。
最後の1滴まで汁を飲むために
発芽玄米と何かの酢漬けもちょっぴり着いてくる。

ラーメンライスならぬうどんライスで、汁も残さず完食!
文句言ってた連れも、美味しかったと満足そう。
おつまみはそれぞれ、鶏の炭焼きとアサリの酒蒸し。
これがまた、しょっぱくなくてなかなか美味しかった。

本店は、巣鴨のとげ抜き地蔵のそばで、
行列のできる店で有名らしい。
お年寄りの多い街だから、
塩分控えめで消化がよさそうなのかな。

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紅葉を求めて再び・・・

先週末は奥多摩にて
満足に紅葉が見られなかったので
しつこく今週も紅葉を求めて
奥武蔵に足を伸ばす。

標高1000mを越す三峰神社にでも行けば
紅葉しているだろうと西武秩父駅から
秩父鉄道の駅に行くと、
ロープウェイは廃止されたと掲示されている。

バスもあるらしいがよくわからないし
登山する心構えではなかったので
急遽方角を変えて長瀞にいくことにした。
長瀞・・・一度行ってみたかったのだ。

憧れの荒川ラインくだり。
しかしさすがに連休で混雑。
河原で焼きぎんなんを食べながら待つこと1時間。
暖かだったので助かった。

木の船は、20人乗り。
3kmの行程を、沿岸の紅葉を眺めながら
船はするすると蛇行していく。

写真なんかで見ると急流でスリリングかと思ったが
ときどき岩にガツンとあたる程度。水は清らで、心地よい。
川を下って送迎バスで再び長瀞駅にもどり
駅前でうどんを食べたらもう夕方。

いつもながらの行き当たりバッタリだが
今回は移動に時間がかかり過ぎで
ほとんど地面を歩いてないが
待望の紅葉は見ることができた。

これで秋も心おきなくおしまい!

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紅葉を求めて

慢性疲労が脳疲労を引き起こしている自覚がある。
12月は忙しくなりそうなので
11月の週末はできるだけしっかり休もう。

ということで先週末は、紅葉を求めて郊外へ。
秩父に行こうかと上石神井で急行を待っていると
方向違いの拝島行きが来たので
急遽行き先変更、奥多摩へ向かうことにする。

西武拝島に到着すると、JR青梅線に乗り換え。
青梅でさらに乗り換えて、目的地を決めず車窓を眺める。
紅葉はまだまだ。
結局終点奥多摩駅まで行ってそのまま折り返す。

そして、今度は御嶽駅で下車。
露地で地元の野菜を販売中。
わさび2本とひらたけ、なめこ、舞茸、椎茸を購入。
地元の奥さんたちが作るキノコ汁が美味しい。

ケーブルカーで、御岳山に登る。
遠く日光のほうまで視界が開ける。
本来ならそこから御嶽神社まで徒歩で登るところだが、
今は体力がないのでやめておく。

駅までもどり、そこから御岳渓谷を歩く。
川の水は透明ではなく、青っぽい乳色。
最近大雨がふったかなあ。
ところどころ、紅葉が。

多摩川を右手に見ながら下流に向かっていくと
河岸に黄色のかわいらしいお家。
斜面をガーデンにして、テーブルとイスが配置。
疲れたのでひと休みしようと店内に入ってみる。

喫茶・手打ちそば「笑」

ご夫婦が脱サラをしてはじめたと思しきお店。
新そばと書いてあったのでざるそばを(700円)を注文。
きりりとしまってのどごしよい。水も美味しい。
お店の人は斜面を上がったり下りたりが大変そう。

そこからさらに河岸を歩いていくと日が暮れたころに
小澤酒造の澤乃井園清流ガーデンに到着。
「きき酒処」で一番高い「梵(ぼん)」(500円)を試飲。
1升瓶で約10000円の大吟醸。すっきりして美味しい!

澤乃井園からJR沢井駅まで坂を上って7分くらい。
夕方には家に着いて、豚肉とたんまりキノコで
ヘルシーなお鍋を堪能。
紅葉はもうひとつだったが、お腹は満足した。

来週はどこへ行こうかな・・・。

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新潟と川崎でイベント

新潟に出張してきた。
初日は日本ニュービジネス協議会連合会主催
「新事業創出全国フォーラムin新潟」。
分科会にはパネリストとして参加。
全国津々浦々から集まった経営者たちと交流。

翌日は、関東NBCの仲間たちと新潟視察。
ビジネスメッセの見学や、
新潟総合学院の大学院大学、
新規設立の専門学校などを見学。

最後は、新潟古町の料亭「鍋茶屋」で会食。
鍋茶屋は江戸末期に創業された由緒正しき料亭で
立派な松を囲むようにした木造三階建の建物は
文化財として保存されているという。

文人、商人、政治家たちに愛された料亭で
かつては角栄さんも、長岡では面が割れすぎと、
こちらをよくご利用されたらしい。
いまやご時勢で、維持するだけで大変そう。

新潟の古き豊かな文化を満喫し、
18時半の新幹線に飛び乗って帰京。

土曜日は、川崎市産業振興財団主催で
かわさき起業家オーディション
ビジネスアイデアシーズ市場
」の
50回記念フォーラムに出席。

かわさき起業家大賞受賞者3名をパネラーに迎え
パネルディスカッションをコーディネート。
別名川崎市長賞の受賞者は、
応募者1200名の中からたったの20名。

玉中の玉のような起業家の方々で、
志の高さ、発想のユニークさ、
行動の迅速さで、誠に感激に値する。
コーディネータ自身がとても楽しく勉強になった。

尚この度、本オーディション審査員チームは、
日本ニュービジネス協議会連合会主催の
ニッポン新事業創出大賞・支援部門
優秀賞を受賞し、新潟の全国フォーラムで表彰!

歴代審査員、財団事務局、
そしてバックアップする川崎市役所の方々の
苦労が報われて嬉しい1日だった。

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Just the Two of Us

阿佐ヶ谷ジャズストリート。
毎年開催され、今年で13回目だそうだ。
阿佐ヶ谷の町をジャズで染めようという
住民主導で始まった町おこしイベント。

阿佐ヶ谷というと七夕くらいしか知らなかった。
金曜の夕、偶然阿佐ヶ谷に降り立った家人から
おもしろいから早く来て来てと携帯に電話。
駅に降りると確かに、JAZZの音色が響いている。

会場は3つのタイプに分かれる。
共通パスポートを購入するパブリック会場。
店でライブを楽しむバラエティ会場。
駅前や広場などで無料で楽しめるストリート会場。

お腹が空いたので、駅前のタイ料理に飛び込む。
SAWASDEE(サワディー)、想像以上に美味しい。
最近歳のせいか、辛すぎるのもつらくなってきたが
ここのは辛すぎないし、塩分控えめで、気に入った。

ちょうど向かいに、バラエティ会場のひとつ。
阿佐ヶ谷Mix、カウンターと小さなテーブルの黒いお店。
出演者は「サードウェーブ」濱中祐司(g)、
ゲイリースコット(vo,sax,perc)アンディ松上(perc)

ゲイリースコットと言う人は、
グロ-ヴァー・ワシントン・Jrに師事し、
先年師匠がなくなったときは
矢沢永吉のコンサートツアー中だったそう。

そんな話をしんみりして演奏した
Just the Two of Us はとても感情的で
バーボンのロックを飲みながら聞くサックスに
この曲が流行ったころを思い出してジーンときた。

さて阿佐ヶ谷JAZZストリートは今日が本番。
なのに、思いがけない台風襲来で、
いくつかの会場は中止になったらしい。
せっかくのお祭りが気の毒だが、こんな日もあるよね。

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渡部勉さんのお米

秋田から、お米が届いた。
秋田県は八郎潟の渡部勉さんのお米
渡部さん独自の堆肥による
「微生物農法」で育てられたお米。

HPによると、微生物が悪いものを食べて
化学汚染で汚れた田んぼをきれいにしてくれる。
種子消毒から収穫まで、除草剤を1回だけ使用。
微生物の働きで除草剤は消失し
分析検査の結果、結果残留農薬ゼロだそうだ。

もちろん大好きなご飯、美味しくなくちゃいや。
炊き立てのご飯はピカピカして、
口に入れると粘りがあり、甘みを感じる。
冷めても美味しい、というのがおススメの弁。

今朝は、セレブな千晶ちゃんにもらった明太子で
炊き立てのご飯をペロリと平らげた。
もう一杯食べたいところだがぐっと我慢。

お値段もなかなかよろしい(5kg3670円)が、
ご飯1膳あたりにすると20円くらいのちがい。
1膳20円で美味しくて安全を買えるなら安いもの。

渡部勉さんのお米を届けてくれるのは、
今年9月に設立されたこめたびという秋田の会社。
社長は鈴木絵美さんという女性で、
秋田のすばらしさを都会に伝えることが目的。

その第一弾が、渡部勉さんをはじめとする
スーパースター農家のお米の契約販売。
今後、どんどん美味しいものを紹介し、
また旅行なども企画してくれるようだ。

こめたびホームページ



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同窓会に絡んで

社外取締役のNさんが、
我が母校の客員教授に就任。
そのお祝いをかねて、
神楽坂の葉歩花亭で会食。

母校の大学院に在籍し、
教育事業を行っているHさんを紹介。
IT系コンサル会社の社長も加わり大盛会。
金曜の神楽坂は華やいでいた。

土曜の午後は、高校の同窓会東京支部のイベント。
今まではあまり参加していなかったが、
幹事の引き受け年次が近づいてきたので
同期から召集がかかり、後学のため参加。

その席で、同級生が急死したことを
先輩から知らされる。
中学・高校時代の陸上部の友人。
400mリレーで私が第1走、彼女がアンカーだった。

子どもの運動会で父兄種目で走って、
そのまま倒れて心不全で亡くなったとのこと。
高校を卒業して会ってないが
折にふれ、元気にしていると聞いていた。

ハヤブサのように鋭いフォームで走る人だった。
本当の風になって逝ってしまった。
いつか会えると思ってたのに。
合掌。

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サントリー登美の丘

ハイキング日和の連休に
じっとしていられるわけがない私。
またもや中央線に乗って、
甲府方面に向かいました。

本日目指すは、サントリー登美の丘
先週号のモーニング「神の雫」。
頑固なフランス人と日本人の会食で
ここの「登美」が登場する。

甲府から在来線で2駅、塩崎駅で下車。
タクシーで向かう道は、高原の雰囲気。
醸造所の受付に到着すると
無料ガイドツアーにもぐりこむ。

ツアーのお目当てはもちろん試飲。
参加費1000円でワインとチーズを学べる
テイスティングセミナーもあるらしいが、
こちらは定員いっぱいで締め切り。

登美の丘はなんと9つの丘が連なる広い敷地。
醸造所のあるエリアとレストランやショップのある
ガーデンエリアは約200mの標高差。
ここでも遠く、富士山が浮いている。

レストランがいっぱいだったので、順番を待つ間、
ショップでフランスパンとチーズを買って、
3種の無料テイスティングワインを楽しむ。

無料のワインはお手軽のワイン
「登美の詩」(白)ほか。まあまあ。
チーズとパンを合わせると美味しさ倍増。
お腹空いてたからかな。

レストランでは、パスタやサラダ、肉料理などを注文。
ワンランク上の「登美の丘」(赤)をグラスで。
本当は、「登美」を飲みたかった。
レストランではグラスでは置いてなかった。

ほろ酔い心地で甲府まで出たら、
ぶどう園に執着する人がいて、
観光案内所で聞いて、愛宕園へ。
今は、皮ごと食べられる「甲斐路」が美味しい。

次にほうとうに執着する人がいて、小作へ。
もちろんほうとうも美味しいが、
霜降り馬刺しが美味しかった。
あんなに厚く切った馬刺しは初めて。

ああ、こりゃ食べすぎだ。
ダイエットしなくっちゃ。

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江戸の月

母親が久しぶりに横浜に戻って来て、
所用があるというので百貨店で食事でもと思ったが
昨日は中秋の名月であったので
浜離宮にお月見に出かけた。

最寄の汐留駅で待ち合わせねとメールして、
新橋駅の京急で泉平のいなりと、
米八の松茸おこわ弁当を購入し、
慌ててゆりかもめに飛び乗る。

どこにいるの?
お互いに探すが会えない・・・と思ったら
母は新橋駅の汐留口にいるという。
会えたと思ったら浜離宮まで迷ってしまい、足が棒とぶうぶう。

ようやく大手門から入場。
徳川6代将軍家宣が植えたという「300年の松」の上に
中秋の名月がぽっかり浮かび、ご機嫌がなおる。
仕事帰りの人たちが、月明かりの中そぞろ歩き。

汐入の池にかかる橋を渡ると、魚が飛び跳ねる。
左手を見れば青い月、右手をみれば高層ビル群。
どちらも圧巻。母は携帯でパシャパシャ写真を撮ってた。
らくらくホンなのでちょっと画質が悪いが、満足そう。

池のほとりで、お弁当を開く。
いつのまにか野良猫が足元に。
やせほそった身体で見上げられると辛いが、
食べ物はあげないよ。プイとそっぽを向いて去って行った。

浜離宮は、この期間(~10月1日)
夜9時まで開園してライトアップしている。
最近はもっぱら洋風の庭が多いが、
日本の名月にはやっぱり、和風の庭園が合う。

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ここはナパバレーか?プロヴァンス?

ワイナリーは今、ぶどうの収穫の季節。
飲んでばかりいないで、
収穫の苦労や喜びを味わいましょうと、
伊豆ワイナリー シャトーT.Sに季節労働に。

健全な経営をするためには、
健全な精神と身体を保つことが必要。
自然体験を通して健全な精神を養おうと、
経営者を中心に、約20名が集まった。

夕方ホテルに到着すると、まずは温泉で禊。
そして、楽しみの懇親会では
今年国産ワインコンクールで金賞を受賞したという
2006志太シュールリー(辛口白)をいただく。

シュールリーとはワインの作り方の一つで、
オリを残したままタンクで貯蔵。
さわやかですっきりとした飲み口。
地元の素材を活かした和食に合う。

翌日は、朝6時半にロビーに集合し、
寝ぼけまなこで、朝もやのワイン畑へ。
私たちのために残していただいたシャルドネが2列。
軍手にハサミ、カゴを持ってそれぞれぶどうと対面。

朝のうちに摘むのは、
収穫したぶどうの温度が上がるのを防ぐため。
新鮮なぶどうは、摘まれた傍から、
皮についた菌で発酵をはじめるのだ。

ぶどうのふさに手を添えて、蔓にハサミを入れていく。
傷んだ部分を取り除き、やさしくカゴに置いていく。
ぶどうを味見していいですよ、と言われ口に含む。
酸っぱいのかと思ったら、甘い甘い。

約1時間、ひとり一カゴくらい収穫したら、
畑の間にしつらえたテーブルで朝食。
オーナーの祈りの言葉に全員で黙とうした後、
シャンパンで乾杯!カントリーなカルテットの演奏付き。

おむすび、豚汁におしんこ、クロワッサンや新鮮なサラダ、
炭火で焼いた地豚のソーセージやベーコンなど。
秋にしては太陽の陽射しが強すぎるが
なんて贅沢なひと時。映画のシーンのひとコマのようだ。

食事を終えたら、ワイナリーの前の
食用のぶどうをお土産に一房ずつ自分で摘む。
欲張って一番大きいのを選ぶ。
見渡せば、向こうに朧富士が浮かんでいる。

ああ、こうして美味しいものを飲食し、
美しい風景をながめられることに感謝。
労働とは名ばかりの、束の間の贅沢な自然体験で
心と体が洗われたのであった。

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彼岸花

彼岸花を見に行こうと思ったのは、
その日の朝の夢のせいだった。

新幹線小郡駅(現在は新山口駅)に降り立った私は
山口市内の友人を訪ねようとバスに乗った。
しばらくして、そのバスが山口市内ではなく
故郷の萩に向かう特急バスであることに気づくのだ。

あら大変、慌てて降りるとそこはすでに峠の上。
道こそ舗装されているものの、行き交う車も見当たらない。
どうしよう、道ばたで膝を抱える。
今度バスが通りかかったら、何でもいいから乗ろうか。。。

自分のとるべき方法について
うんうん悩んでいるところで目が覚めた。
しばらく布団の中で、どうすべきかと続きを考えたが
無駄なことと気がついたら、夏の暑さがぶり返してきた。

はて、どうしてこんな夢を見たんだろう。
私がこっちにいるうちに、一度帰ってきたら、と母。
無理だよ、時間がないし費用も馬鹿にならないし、と私。
そういえば、そんな会話を前日にしたのだった。

ところで私は、父の命日をすっかり忘れていた。
それは21年前の秋。何度か故郷を行き来した。
小郡から萩へ向かう峠の道には、鮮やかな彼岸花。
彼岸花を見ると、あの年の秋を思い出す。

そんなことを蒸し暑い布団の中で考えていて、
そうだ、彼岸花を観に行こう、
彼岸花を眺めながら、せめて父を思い出そうと
ひとりで西武線に乗って、巾着田に出かけた。

最寄の高麗(こま)駅は、想像以上に田舎の風景。
彼岸花が群生すると言う高麗川の水はキラキラ。
水辺には家族連れが涼を求め、
犬が気持ち良さそうに泳いでいる。

彼岸花は残念ながら、まだ一分咲き。
すくっすくっと茎が伸び、先っぽに花の赤がのぞいてる。
見ごろはやっぱり、お彼岸の頃のようだ。

彼岸花。別名「曼珠沙華」は、梵語で天上の赤い花。
学名はリコリス。ギリシャ神話の美しき海の女神の名。
花が散った後に葉が現れるのだそうだ。

お父さん、彼岸花はまだあまり咲いてなく
真夏のようにあまりに暑い1日だったので
あまり想いも湧きませんでした。ごめんなさい。
途中、茹で栗を買って、食べながら河原を歩いた。

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250年前のお酒

私のブログ、ノンベネタばっかりだ。
かなり飲んでますね、
と最近初対面の人にまで言われた。

最近は反省して、
・休肝日をいれること
・不純物の少ない良いお酒を飲むこと
に気をつけているつもり。

ところがその結果、ますます