メリークリスマス!

クリスマスの夜、娘のリクエストに従って、丸の内のイルミネーション「光都東京・LIGHTPIA2009」を観に行きました。地球・環境・平和へのメッセージをこめたイベントで、今年で4回目になるんだそうです。

和田倉噴水公園では、キャンドルの周りの囲いの紙に、有名人や子供らが絵を書いた明かり絵が並べられて、荘厳な雰囲気をもたらしていました。

200912260932151また、皇居の周りの石垣は、白光LEDで飾られ、丸の内仲通りは生花とシャンパン色のLEDが華やかな美しさをもたらしていました。

和田倉公園のキャンドルは今夜まで、そのほかは29日(火)まで実施されているんだそうです。十数年前まで大手町で働いていた連れは、オフィス街の華麗な変貌に、隔世の感があると溜息をついていました。

そぞろ歩いた後は食事をしようと、丸の内ブリックスクエアに行きましたが、どこも満席。ようやく、沖縄風あるいは中華風居酒屋のTAMAに潜り込み、オリオンビールにふうちゃんぷるや、ジーマミ豆腐、腸詰などを食しました。

もうどこでもいいから、と入ったのであまり期待してなかったのですが、予想以上に美味しいしリーズナブルで満足。昨年のクリスマスは何してただろう。今年はなんだか穏やかに過ごしたのでした。

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秋田と新潟を食い倒し飲み倒す

昨夜は、tableBで「秋田と新潟を食す忘年会」。プロデュースしたのは、秋田のスーパー農家が作るお米を販売しているこめたびの若き女性社長、首藤卿ちゃんです。私も毎月こめたびのお米を取り寄せています。

つい「ちゃん」付けで呼んでしまうのは、小学生の頃から知ってるからです。ランドセル背負ってた郷ちゃんが、手酌でくいくい日本酒飲んでるの見ると、翻って自分の歳を顧みてしまいます。

食材を提供してくださったのは、スーパー農家のお一人、金澤一男さん。金澤さんは、車の販売会社のサラリーマンとして東京で働いた後、子どもたちに本物のお米を食べさせたい、と50歳で故郷秋田に帰って農業を始めたそうです。

金澤さんのこだわりは、土、水、空気。土は微生物を投入、害虫や草を食べ土地を肥やしてくれるアイガモ農法で、農薬や化学肥料を一切使っていません。そして刈った稲ははさかけにし、天日干し。時間をかけてゆっくり乾燥させることで、より美味しいお米になるそうです。

本物を作るにはコストがかかる、都会の人たちはそれを理解して購入して欲しい。農家は消費者の健康を支え、消費者は農家を応援することで支え合う関係性を作りたい、とおっしゃってました。ダンディな方です。

さて、その金澤さんがセレクトした食材がどんどん送り付けられ、高倉シェフはさぞや 当惑したと推察します。早めに行ってオープンキッチンを覗いていると、ハタハタに味噌を塗っている高倉さん。カウンターには、郷ちゃんのお父さんが選んだ銘酒が並び、あれ、ここ和食の店だったっけ?いつもとちがうながめです。

200912181847000_2  期待感は最高潮に達し、出てきたのは生のぶりっこ、つまりはたはたの卵。しょっつるをかけて口に入れると、プリプリとした食感が美味。お酒は新潟の久須美酒造「亀の翁」。幻の酒米亀の尾で作られたお酒です。

ここでシェフは、まるで前菜のように、土鍋で炊いた金澤さんのお米を一口ずつお皿に盛って出してくれました。お米一粒一粒が、立ち上がるようです。なにもつけず、ご飯だけでご馳走。

そのあとは、味噌をつけて焼いた雄のはたはたや、しゃぶしゃぶしたはたはた、金澤さんの家庭用の地野菜のスティック、ゴボウの唐揚、いぶりがっこ、いぶりがっこをトッピングしたさらだ、トマト味のきりたんぽ鍋、鍋の後のスープで作ったパスタ、などなど。

高倉シェフと個性の強い素材の格闘が目に見えるよう。一品一品がメインで、とても美味しかった。金澤さんから、素材の味をうまく活かして料理をしてくれましたねとのお言葉に、シェフにんまり。

極めつけのデザートは、きりたんぽを薄く切って乾燥させてミルフィユのようにしたケーキ。フルーツたっぷりのデコレーションに、思わず女子連から溜息が出ました。

新潟のお酒は、亀の翁のほか、〆張鶴大吟醸、越の華純米吟醸。秋田からは、まんさくの花大吟醸、雪の茅舎・・・。いやまあ、みなさんすごい勢いで、飲む、食べる、喋る、飲む、食べる、喋る・・・。

こうやって幸せな時間を過ごしながら心と体に栄養を与えられるのも、生産者さん、料理人、素敵な空間、楽しい仲間がいてこそ成り立っています。本当に感謝感謝です。(写真が暗くて残念!)

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続:ミュージカル「SHOWIN~若き志士たち~」

昼休み、「今、NHK見てください」というメールが飛び込んできました。萩市会議員の杉山浩司さん。小学校時代の同級生です。

杉山さんは萩市でアマチュア市民劇団「さくら組」を主宰しています。そして、ミュージカル「SHOWIN~若き志士たち~」の中心人物。

11月21日と22日に萩公演が開催されてるので、きっとそのことが話題に取り上げられてるのにちがいありません。しかし、会社にTVはないので見られませーん。

と、twitterで、NHKで萩が出てたけど見ましたか?とつぶやきが。ミュージカルのことも紹介されたそうですよ。(twitter使って日は浅いけど、思わぬところでコミュニケーションがぐっと密になってきました。)

それはよかった。で、出来はどうだったのかと杉山さんに尋ねましたら、

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

インフルエンザの関係で入場者数は期待よりは少なかったものの二回の公演で1300人を超える方々に観ていただけました。感謝です\(^ー^)/

舞台はバッチリです(^_^)v 多くの方々に感動して頂いてますし、自信があります。

世田谷公演は絶対に素晴らしい舞台にします!期待して待っててくださいo(^-^)o

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

っていう力強いお言葉。良かった、盛り上がったんだ・・・( ^ω^ )

12月には山口市でも公演がありますから、さらに盛り上がることでしょう。2月の世田谷公演には、高校の同期たちと観にいく予定です。

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ミュージカル「SHOWIN~若き志士たち~」

萩市では一般公募によるミュージカル「SHOWIN~若き志士たち~」をプロデュース。来年2月11日(木・祝)18時~世田谷区民会館にて、東京公演が開催されます。

10年前にも上演され、好評を得た演目。今年は吉田松陰先生が没して150年。いろんな記念事業が行なわれており、これもその一環です。

(子どもの頃から萩出身者は、学校でも家でも松陰先生の教えを叩き込まれるので、呼び捨てにはできません。まるで直接習ったかのように、尊敬と親しみを込めて、松陰先生と呼びます。)

11月21日・22日には萩公演が行なわれたはず。12月23日(水・祝)には山口公演、そして2月には東京の松陰神社近くの世田谷区民会館で上演されるのです。なんと、1000人規模の大ホール。萩の人は大胆やねえ。

そういうわけで、私、世田谷公演のチケット預ってます。大人2000円、子ども1000円。見てくださる方はメール下さい。チケット送ります。

公式ブログはコチラ↓
創作ミュージカル「SHOWIN~若き志士たち」

萩公演は成功したんかねえ???情報をブログにアップデートせんとつまらんよー。(←実行委員会の方へ。(*゚▽゚)ノ)

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那須で食べる、食べる・・・

週末は来年のイベントの下見で、りんどう湖ロイヤルホテルに行きました。

実は、那須高原に行くのは初めて。東京の人は、箱根とか日光とか那須とか軽井沢とかは行ってて当然って感じだけど、私は那須と日光は行ったことなかったのです。チャンスがなかったのね。

りんどう湖ロイヤルホテルは高台の上にあって、予想以上に大きくて、館内にはレストランも4つ。600名が収容できる、広い宴会場もあります。必須の温泉は、広々として露天風呂もゆったり、いいお湯です。夜の宴会後の二次会場もバッチリ。

食事は会席をいただきましたが、ちょこちょこ食べてたつもりが、食べ終わったらお腹一杯で死にそう。ホテルに来る途中、表敬訪問した社長にボジョレーヌーヴォーを差し入れていただきましたが、部屋に入った途端、4名全員食べ過ぎにより沈没。多くを語らず、グーグー寝てしまいました。

朝食は13階のスカイレストランでバイキング。高台の上にあって回りに何も遮るものがなく、那須の山々が目の前にダイナミックに広がっています。朝ごはんも美味しくて、昨夜食べすぎで死んだ割には、また食べる食べる・・・(゚0゚)

チェックアウト後は周辺をロケハン。南が丘牧場では、日本で200頭しか飼育されていないガーンジィ種の牛のお乳で作ったプレミアムソフトクリームを食し(まだ食べるか)、ペロシキー(なぜピロシキじゃないのかわかりません)を車中昼ごはん用に、那須豚のブロックベーコンやパセリ入りソーセージを夜のおかず用に購入。

次に、社員おススメのチーズガーデンへ。天井の高い広々としたショップが、お土産を求める人で大混雑。社員おススメの御用邸チーズケーキと、スモークカマンベールを購入。

それから、那須の社長おススメの喫茶店SHOZOで一服。おしゃれな店だわ。森ガールが似合うお店。ほら、あそこにも森ガール。(森ガール・・・この出張で覚えた言葉です。)

いやー、とにかくよく食べたし、家に帰ってからもさらに味わえる、那須っていいところですね♪食べ物に執着して、ちょっと顔が丸くなったような気がする週末でしたが。次回は家族とゆっくり来てみたいと思いました。でも、車がないとつらいかもー。

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想像インフルと猿橋

先週は、「想像インフルエンザ」で1日休んでしまいました。別に、身近に患者が出たわけではないのですが。朝起きて、なんとなく体内に熱の玉みたいなのを感じ、頭痛もしてきたので、これから高熱が出るに違いない、と勝手に予測して出勤を控えました。

しかし結果はシロ。夕方には微熱でおさまり、頭痛もなおりました。アポイントメントを変更させていただいた方には申し訳なかったのですが、この時季ちょっとでもインフル?と思ったら、他人様にはお会いしないほうがいいと思ったので。

その前の週は出張も多く、不特定多数の人々と対峙する時間が多かったので、その間絶対にウィルス接しているに違いない、いやむしろ早くかかっておいたほうがいいんじゃないか、と思ったのです。微熱が出たと言うことは、実際ウィルスが体内に入ったけど退治して終わったのかもしれないし、いやいや、実のところは肝臓が燃焼していたのかもしれません。

とにかく、体力第一と考えるこの頃。週末も体力増強のためにお出かけ。といってもせいぜい1万歩の行動ですが、中央線大月駅のひとつ手前の猿橋駅まで足を伸ばしてみました。

200911151238000200911151237000 駅名にもなっている「猿橋」は、日本三奇橋のひとつと言われ、桂川の深い渓谷の上にかかるため橋げたを立てず、両岸から突き出した4層のはね板の上に渡した木の橋です。

その歴史は奈良時代まで遡り、百済から来た志羅呼という人が、猿の王が藤の蔓をするする登って断崖を渡るのを見て思いついた、という伝説が残っているそうです。

渓谷の紅葉の間に浮かぶ木の橋は美しく風情があり、安藤広重も「甲陽猿橋之図」という浮世絵を残しています。猿橋が落ちれば甲州街道200911151232000_3200911151233000_3が途切れるという重要なポイント。何百年もの間、大勢の旅人がこの橋から渓谷美を堪能したことでしょうね。   

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福岡日帰り出張

話は前後しますが、先週は秋田から戻って1日おいて、福岡に日帰り出張しました。新事業創出フォーラム全国フォーラムinふくおか&JNB全国大会に出席するためです。

午前中のANAで福岡に向かい、会場である天神のソラリア西鉄ホテルへ。土地勘の悪い私は地下鉄を天神で降りるべきところ、博多で降りてしまって行方不明になったり、地下鉄駅から地下街で直通至近の会場に到達できずウロウロしたりと、到着するまでに体力を使ってぐったりしてしまいました。

まだ時間があったので、天神の地下街で足裏マッサージをしてむくみをとり、次は美味しいお昼を食べて元気をつけようと、近くのビルの地下食堂街にはいったところ、魅力的なお店がいっぱい!こんなことならちゃんと調べてくればよかった、と思いながら、「喜水丸」というお魚の美味しそうな店に飛び込みました。な、な、なんと、大量入荷のため、うにが板1枚付いたうに丼が1000円!アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!

すっかり満足して会場に入り、トヨタ自動車の張富士夫代表取締役会長の基調講演と、農商工連携をテーマとしたシンポジウムを聴講しました。農商工連携は、牧場のポテンシャルを活かして生キャラメルをヒットさせた会社や、イカを生きたまま東京に運ぶ会社、産学連携も活かしたお花の栽培の会社など、とても楽しい夢のある(でも苦労も多そうな)お話をききました。いつか私も、第一次産業を応援するような仕事をしたいとは思いますが、まずは消費者として感性を磨いておこう。

夜のパーティはこれまたすごく、美味しそうな九州の産品がずらり。水槽の中で泳いでいるイカの活き作り、目の前さばく長崎の伊勢えび、あわびのソテーに熊本の馬刺し、焼明太子のお茶漬けに沖縄そば・・・。いつもはパーティではあまり食べない人も、目を瞠って並んでいます。会費からいって東京では考えられない料理に、あーん、九州って素敵・・・。

地域経済はガタガタというけれど、食料自給率の高い地域に住む人は、実質的に豊かだなあ、と秋田と福岡の出張で思い知った次第です。空港で、「博多とおりもん」と「鶏卵素麺」と長浜ラーメンを買って、最終から1本前の飛行機で帰りました。

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紅葉にはまだ早かったですが

突然真冬が訪れたかのような寒い文化の日。でも、空は青空、そろそろ紅葉。私はここのところいろんなところに行きましたが、その間家族は悶々として、ずるーい、という声が上がっていたので、お出かけすることにしました。さてさて、どこに行こうかな。とはいえもう昼近くなってましたので、近場で高尾山に行くことにしました。

最近高尾山はブームですごい人、と聞いていたのでちょっと心配したのですが、寒かったこともあってか、まあまあの人出というところ。高尾山はいろんな登り方がありますが、今回はびわ滝コースと言われる6号路を登りました。

200911031254000 このルートは沢沿いに登る山道で、ずっとせせらぎを聞きながら歩きますので、マイナスイオンを身体中に浴びているような清らかな心地になります。途中、岩屋大師のびわ滝で一息。3.3km約90分で頂上に辿りつくコースです。

夏に手術を受ける前は、鉄欠乏製貧血で、傾斜のある道を10メートルも歩くと息が切れ、座り込んでしまう状態でした。高尾山に来ても、ケーブルカーで上り下りするだけ。体力だけは自信のある私がなんてことだろう、とりえがなくなったとと落ち込んだりしましたが、現在は貧血もすっかり癒えて、山道をスキップして登るほど元気です。

とはいえ、運動不足は否めず、最後の段々では足がよろよろに。さすが、バレーボールで鍛えている娘の足取りは軽く、敗北を認めざるを得ません。

頂上は、いろんなルートから登ってきた老若男女で賑わしい状態。紅葉にはまだ1~2週間かかりそう。遠くにくっきりと、富士の白峰。この冷え込みですっかり冬化粧ができあがった感があり、美しきかな。

そして、またまた天然キノコを購入。今朝とったから新しいよ、と老夫婦。くりたけとならたけを買って900円、ゆずをおまけに2個もらい、ご機嫌。今年はキノコに恵まれています。家に帰って早速キノコご飯を炊きました。

帰りは、薬王院の表参道1号路コース。このコースはずっと舗装してあり、結構急な勾配なので、膝にきます。下山する頃はすでに3時を過ぎて日も傾きかけて寒々としてきましたが、まだ登ってくる人たちがちらほら。高尾山口のおそばやさんで、ざるそばとおでんと岩魚酒を食べてハイキング終了。新宿まで熟睡して帰りました。

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美味しい秋田

秋田レポートの最後は、お買い物編。秋田の地は、私の購買意欲に火をつけました。

まずマイヒット。ひょっとしたら出会えるのではないかと期待していたところ、田沢湖過ぎて八幡平に向かう街道筋に、看板が出ていました。「天然のきのこ」!

ヒッピーのようなナチュラルなおじさんが、ざばざばキノコを洗ってました。おじさんが採ってきたんですかと聞くと、朝夜が開けたら一番で採ってきたの、場所は絶対ナイショなの・・・。白々と夜の明けた山の中でおじさんとであったらちょっと怖いかも。。。シイタケ、ナメコ、ナントカ茸、カントカ茸など、全て天然で5種類2000円分買いました。高いか安いかわからないけど、貴重なことは確か。

家に帰ったら、湯通ししたキノコの刺身やナメコおろし、キノコ鍋、焼シイタケなどにして、2日間で完食。これだけでも、秋田に行った甲斐がありました。もっと買えばよかったー。( ̄Д ̄;;

安藤醸造元の発酵食品もヒット。生(き)醤油、しろだし、うす塩みそ、寒こうじなどを買って配送。しろだしは、しょっつるが入っていて、薄めるだけでとても美味しい汁になります。また、寒こうじは、米麹に塩と砂糖を加えた、甘酒のような状態の調味料で、漬物の素になります。早速鮭の切り身を漬けてみました。分量と時間が少なかったようで薄味でしたが美味しかった。いろんなものを漬けてみます。

そして忘れてはいけない、お酒は、創業が元禄時代という銘酒秀よし(鈴木酒造)のひやおろし。

ついでに旅行中に飲んだお酒を記しておくと、やはり秀よしでわらび座のミュージカルのタイトルを冠した「舞子の蔵」や、日の丸醸造「まんさくの花」、齋彌酒造店「雪の茅舎」など。水と米がいいので、からだにすいすい入ります。

それから「山のはちみつ屋」さんのトチのはちみつ。もちろん、秋田のトチの花からとった蜜で、コクのある味でした。このお店はみるみる発展したのだそうで、お菓子や化粧品など、いろいろな蜂蜜製品でにぎわっていました。

お菓子もいろいろ食べたり買ったりしましたが、一番気に入ったのは、伝統的なお菓子「もろこし」。とうもろこしでできているかと言えば間違いで、小豆の粉を型で固めて焼いたものです。堅いけど、口に入れるととけて優しい甘さです。生のもろこしも上品です。

そのほか、きりたんぽ、稲庭うどん、おまんじゅう、米チョコ、かぼちゃパイなど、自分でも呆れるくらい買うわ買うわ。しかし、決して安くはありません。結構強気な値段設定。感心したのは、秋田産の素材を使ったものが多かったことです。秋田の人たちは、美味しいものを食べとるなー、うらやましーなー、と思ったのでした。

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会話の大切さ

もうひとつ、秋田の地域資源で圧倒されたのは、なんといっても温泉群です。これまで私が入っていたのはなんだったのかと、圧倒されるほどの、温泉の数の多さ、泉質の多彩さ、湯量の豊かさ。

八幡平、乳頭温泉郷などの温泉地を車で駆け巡り、背景や動向を説明してもらいながら、そのいくつかにも浸かってみました。どこも基本的には湯治の目的で長きにわたり栄えているところばかり。同じエリアにあっても、乳白色だったり透明だったりと、それぞれ個性があります。いつかこんなところでゆっくり湯治してみたいものです。できれば年老いた母を、いつか連れてきたい。

そんななかで、ある古い温泉施設に入ったときの事。施設内の食堂で昼ごはんを食べようとしたところ、壁にはありきたりのメニューが並んでおり、初めての私には何を頼んだらいいのかわかりません。とりあえず、軽くそばかうどんでも、と思い、女将さんに「どちらが美味しいですか?」と聞いたところ、「どちらも美味しいです」と紋きり口調で一言。

いやまあ、そうでしょうけれど・・・。どちらにすればいいかなあ、麺類ってところ変わればずいぶん違うから、想像がつかないんだなあ、と悩んでいると、「うちはなんでも、みんなおいしいんですよ。うちはかなり有名なんですよ。TVにも何度も出てるんですよ」と、怒ったように言われタジタジ。私の言い方が、プライドを傷つけたんでしょうかね。

結局、きのこの天ぷらのうどんを頼み、それは確かにとても美味しかったのですが・・・高かった。聞けば、他の人も、何が美味しいの、と聞いたら同じような対応をされたとがっかり。旅先では地元の人との会話もひとつのご馳走。今の時期は○○が旬、とか、これはどこそこで採ってきた○○とか話してくれれば、一層美味しく食べられて、少しくらい高くても満足できるのに。

とてもいい温泉だっただけに、残念でした。長居は無用と後にして移動の道々、お客が増えたからって、テングになってはいけないね。お客の心に寄り添うおもてなしが必要だね、とこれはこれで勉強になったのでした。

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