善光寺御開帳と小布施の北斎館

善光寺御開帳と小布施の北斎館
昨夜は10時前にベッドに横になり、オリジナルをみながらいつのまにか就寝。朝は早起きし、8時すぎの長野新幹線に乗車し、10時前に長野駅に到着しました。

今日から善光寺は7年に一度の御本尊の御開帳。昨日松代町から高さ10メートルの回向柱が奉納され、仏様の右手の中指と紐でつながれています。回向柱にさわれば御本尊に触れるのと同じご利益が得られるということで、約1時間並びました。

内陣に参りご戒壇めぐりをするためには2時間待ちということであきらめ、御宝印頂戴に並ぶ。御本尊の分身といわれる宝印を、頭にぐいっと押しつけてもらうと極楽浄土に行けると信じられてます。

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参拝を終えると参道のかどの大丸で昼食のさらしなそば。普通盛りでも結構な量でおなかいっぱい。それから直行バスで小布施までちょうど40分。

北斎館で葛飾北斎の晩年の作品を鑑賞し、竹風堂で一服、岩松院で北斎の鳳凰天井図を見上げる。夕暮れになるとさすがに風が冷たく、土産物やにはまだ石油ストーブが焚かれてました。

小布施から長野駅への直行バス最終便は貸し切りで、約1時間、ずっと運転手さんが解説。雪をかぶったアルプスの山並みを眺めながらのんびりバスの旅。

帰りの新幹線では、真澄純米吟醸と牛肉弁当で満腹でした。今回は、善光寺御開帳記念日帰りびゅうツァーお土産付きを利用。往復新幹線指定席で、ひとり約1万円。とてもお得な旅でした。今日も早く寝て疲れをとりましょう。

秩父巡礼その9・結願

札所めぐりの中でもっともハードだった前日の影響で、朝から足腰がガタガタ。が、せっかくここまでがんばったので、気合を入れて起きる。前日のちょうど1時間遅れで、11時前に西武秩父に到着。

まずは、市街地で残っていた十四番、十五番をゆっくり廻ることにする。駅の近くで早速連れは、野菜の買い物。南瓜や葉付き人参、にんにくなどを入れた袋を肩から提げてご機嫌の模様。今日は私のほうがへたばっている。

約15分歩くと、十四番今宮坊の手前に今宮神社の鳥居が登場。今宮神社は今から千三百年も昔、役行者(えんのぎょうじゃ)が飛来し修験道を広めたとされる。千年前には二つの観音堂も建立されたが、明治の神仏分離令で修験道が廃止されるとともに、現在の十四番今宮坊と二十八番橋立堂に分離されたとのこと。境内には、武甲山の伏流水が湧き、樹齢1000年のケヤキがそびえる。

神社から目と鼻の先に、十四番今宮坊。境内にしつらえた縁台にお茶の用意をして、年配のご婦人方が集まっている。お祭りの打ち合わせでも始まるのかな。街中は暑く、それ以外には人の姿は見えない。

十四番から再び目抜き通りを約15分、秩父鉄道の線路を越えると、十五番少林寺。比較的新しい瀟洒な禅寺。お盆でお墓参りする人の姿があった。電車の時間まで少しあるのでその足で近くの秩父神社へ。12月の夜祭で有名な、町の中心に位置する立派な神社。境内では、夏祭りのお神輿の準備中。

秩父駅で秩父牛乳を一気飲みし、さあいよいよ三十四番へ。秩父鉄道秩父駅から、三つ先の皆野駅に向かい駅前から皆野町営バス日野沢行に乗る。さすが御開帳最後の日曜、バスは満席で座れない。しかし土日は1日に5本しかないので、乗り遅れるわけにはいかない。

約20分バスにゆられ、札所前下車、急な坂を登り、三十四番水潜寺。ここは西国三十三ヶ所・坂東三十三ヶ所を加え、日本百観音の結願寺となっている。団体バスで参る人、三十三番から札立峠を越えてくる人、皆野町からバスで来る人さまざま。やったねー、終わったー、などの歓声が上がり、あちこちで記念写真をとっている。

私たちも、GWから九日間かけて三十四箇所を廻った。途中でくじけそうになり、道中では口論も絶えなかったが、その間に瑞々しい新緑は生命力溢れる緑に変わり、花々の姿も変わった。こんなに自然に満たされた時間を過ごしたのも、久しくなかったことである。

昨年から体調を壊し、今年は生まれ年で節目でもあることから、自分の生き方を顧みたいと思ったことから始めた札所めぐり。何も変わったことはないけれど、日々を大切に、縁ある人々を大切に生きたい、としみじみ感じたのであった。

さて、来週からは何を目標にして週末を過ごそうかな。

秩父巡礼その8

梅雨はどこへやら、真夏の気配。秩父札所総開帳は7月18日まで。

この土日で三十四ヶ所廻りきってしまうために、電車・バスの時間を綿密に検討。終わりのほうはエリアが広く、交通機関の連絡が難しいのだ。 

自宅を8時前に出て、所沢8時50分頃の特急に乗り、10時前には西武秩父に到着。まずは本数の少ない栗尾行の西武観光バスに乗るが満員で座れず。小鹿野町役場で町営バスに乗り換え。1日4本しかないマイクロバスだ。

11時47分に三十二番法性寺に到着。石段を登り、先に本堂で納経をすませると、観音堂はさらに上の岩盤をに立つ。本堂の伽欄はそよ風が吹き、山間の景色が見事である。

12時7分終点から折り返してきた町営バスに乗り、12時40分小鹿野町役場で再び栗尾行きバスに乗り約10分、終点へ。

栗尾から約40分、アスファルトのゆるやかな道を登る。暑くて息がきれる。途中圧倒されるほどの無数の水子地蔵が、手に手にかざぐるまをたずさえて、山の斜面に並んでいる。

ようやく着いた三十一番観音院の山門には大きな仁王像。そこから本堂までは、さらに約三百段の石段を、せせらぎを聞きながら登ると、ここも岩盤を利用した観音堂で、脇には見事な滝。

お参りをすませ、栗尾に戻る途中、観音茶屋でおそばではらごしらえ。30分ほど休憩し、15時25分のバスに乗って、泉田で下車。アイスバーをたべながら、山里の道を約40分歩き、三十三番菊水寺

きれいに手入れされた参道の桜のアーチをくぐり、御手綱に触れる。御手綱を辿ると観音様の手に結ばれ、握手をしていただくのである。時刻は閉門の17時前。

来たほうとは逆の道をまた30分くらい歩き、吉田元気村と西武秩父を結ぶバスに乗車、約40分で駅に着。18時25分特急に乗って所沢で降りるつもりが寝過ごして池袋。

さあ明日は最後だ。がんばるぞ。

秩父巡礼その7

2週間ぶりに秩父へ出かける。ついつい朝ぐずぐずしてしまって、家を出たのは9時半過ぎ。秩父まで電車でたっぷり2時間かかるので、全日本女子バレーの柳本晶一監督の「人生、負け勝ち」(幻冬舎文庫)を読みながら行く。女性組織論として示唆に富んだ内容。

12時前に西武秩父に到着、まずは秩父鉄道お花畑駅から、終点三峰口の一つ手前の白久駅へで下車。駅を降りると目の前の坂を山のほうに登る。暑くて全身がサウナのよう。息が切れる。道の下には谷津川のせせらぎが聞こえるが、植物がうっそうと茂り川面は見えない。頭上でホトトギスも暑い暑いと鳴いている。

約15分ハアハア息をきらしながら急な坂を登ると、山の斜面に三十番法雲寺が現れる。ご本尊の如意輪観世音は、唐の玄宗皇帝が楊貴妃を弔って彫ったものとの言われが。般若心境を唱え、納経を済ませて駅への道をもどる。三峰口から折り返してきた秩父鉄道に再び乗り、今度は秩父駅に向かう。

鉄道ファンらしき小学生の男の子二人が、デジカメをぶらさげて乗り合わせる。二つ先のホームでグリーンの電車と行き会うと、もう興奮状態に。ホームに躍り出て嬉々としてシャッターを押していた。将来は立派な鉄ちゃんだ。走行中によく見ると、線路脇にはたくさんのカメラを抱えた老若男性。男の人って本当に電車がすきなのね。

秩父駅に着くと早速バスで三十一番に向かおうと駅員さんに相談するが、交通の便が悪く時間的に無理のようだ。そこで、飛ばしていた市街地を中心とする札所を廻ることにする。駅正面からきれいに整備されまっすぐ伸びた道路を15分くらい歩き、住宅地のほうに小道を入ると、十六番西光寺。ここには大きな酒樽の形をした酒樽大黒天も祀られており、なんだか親しみを感じてしまう私。

お寺の近くのわへいそばで、もりそばをくるみ汁で腹ごしらえ。おそばやさんを出ると、空はだんだん曇ってきて、カミナリがゴロゴロと鳴り始める。秩父連山の上空はすでに雨雲。空が広いので、だんだんとこちらに向かってくるのがわかる。約20分歩いて十七番定林寺に着くころには、風神様が袋から噴出したような風が吹き、草木を揺らして木の葉をくるくる巻き上げる。

夕立が来そうだから急いだほうがいいとお寺の人にも言われ、納経をすませたら早々に十八番に向かう。だから折り畳み傘を持ってこようと言ったのに、と連れに文句を言いながら5分も歩く頃には、ポツリポツリと大粒の雨だれが。雨宿りの軒もなくこの分じゃびしょぬれだ、と思いながら歩いていると、建物も新しい和菓子屋さんを発見。

お団子を注文し店内の椅子に座って雨模様を見ていると、親切な女将さんが「止むまでどうぞひと休みなさって」とコップに牛乳をついでくれる。ヒンヤリして美味しい。雨足は強くなる一方なので、お言葉に甘えて腰を落ち着け、お仕事の邪魔をして少しおしゃべり。

秩父のお菓子屋さんたちは町おこしの一環で、地場産の素材を使って新しいお菓子作りに積極的に取り組んでいるそうだ。最近では秩父の山のカエデから採ったメープルシロップで洋菓子を作り、海外の菓子コンクールで金賞をもらったという。そのうちに雨があがってきたので金賞のお菓子を買い、お礼を言ってお暇する。相生町の水戸屋さん、ありがとうございました。

そこから国道を大野原のほうに15分くらい歩くと、十八番神門寺。納経するとちょうど5時でおしまい。道の駅によって、きゅうり、レタス、ナス、トマト、シイタケ、セロリ、枝豆、豚ホルモンの味噌漬けを購入。おかげで夕食は、野菜たっぷりだ。

ご開帳もあと10日。残り6箇所をどうやって廻るかな。

秩父巡礼その6

雨の日曜日。予定通り、朝から秩父へ。雨なのに、飯能から西武秩父へ向かう電車は満席。秩父ミューズパークで夜、野外コンサートがあるらしい。

西武秩父駅から秩父鉄道お花畑で乗り換えて隣の影森駅で下車。山裾の、二十六番円融寺へ。そこから琴平ハイキングコースに入り300段の石段を登ると奥の院に観音堂があるそうだが、雨のため断念して平地を歩く。静かな里を20分くらい歩くと、二十七番大渕寺。境内には延命水と呼ばれる湧き水が。本堂は境内から少し登った山の斜面。

そこからさらに人里離れ、約30分で二十八番橋立堂。ご本尊は鎌倉時代の作とされる馬頭観音。石段を登る本堂の背後には、石灰岩の絶壁がそびえ、眼前は深山の木々が霧に浮かぶ幽玄の世界。入場料200円払えば、納経所の脇から橋立鍾乳洞に入ることができる。空気のヒンヤリした洞を、腰をかがめて進んでいくと奥穴は竪に広がり、その行程は約200mと、意外に長い。

橋立堂のそばの土津園、甚太郎そばで腹ごしらえ。わさびとくるみをそばつゆに入れようとすると、お店の人がちょっと待って!わさびはおそばに直接つけて、汁は麺の半分くらいをひたして食べる。それで味わってから、後半くるみを入れて食べると、それぞれの味が生きるわよ、とアドバイス。少し幅広の手打ちそば、予想以上にキリッと美味しくて、連れは大喜び。

おそばで釣ったところでもう1箇所目指そう。そんなに登った気はしないのだが、いつの間にか深い谷底から渓流のせせらぎが響く。約30分歩くと突然、巨大な浦山ダムの威容が出現。堤防の高さ156m、9年前にできたもので、周辺は市民の憩いの場となっているらしい。地震で破壊されたら大洪水にとぞっとしたが、地盤が固いのでそんな心配は不要かな。

二十九番長泉院は、よく手入れされたお庭。雨というのに、団体の巡礼バスが次々とやってきて、納経に時間がかかる。ふたたび荒川沿いに歩き、秩父鉄道の浦山口駅経由で西武秩父へ。足はグチュグチュだが、空気はきれいだし雨に煙る風情に心は洗われるようだ。駅前で、天然の岩魚のお刺身や天然鮎の塩焼きを味わい帰路に着く。いよいよ次回は三十番台へ突入!

秩父巡礼その5

雨が降りそうで降らない日曜日、秩父へ向かう。出足が遅れて、現地到着は12時半。13時過ぎのぐるりん号という循環バスに乗って、まずは前回最後の二十三番音楽寺に向かう。せっかくなのでもう一度お参り。鐘を一突きすると、ごわわ~んという音に羽が生えて、眼下に広がる秩父市街の空に飛んでいく。

ここから二十四番までは、巡礼古道長尾根道を行くことにする。観音信仰が盛んだった江戸時代に参拝者が歩いた山の中の道。生い茂った木々で昼間でも暗く、短いが険しい山道や沢もあって、ちょっとしたハイキング気分。先般の雨のせいで道がぬかるんで、気を抜くとずるりとすべって泥だらけになりそうだ。

途中なんどか道に迷いそうになるので、前を行く慣れた風情のおじさんの姿を見失わないよう急ぐと、家人がどんどん離れていく。少し待って、追いついたら急ぎを繰り返したら、自分だけ休んでずるいと言われる。ひとりだったらもっと速いが、ひとりだと山道は恐い。ときどき女性の一人巡礼を見かけるが、かなり危ない。

古道の途中では幾筋も、荒川に注ぐ水が流れている。持参のおにぎりを食べながら、約1時間くらい、上がったり下がったりしながら、二十四番法泉寺に到着。山寺の風情。お賽銭を入れて般若心経を唱え、300円払って納経帳にご朱印と書き入れ。

再び古道を歩き山道を抜けたところに、秩父錦の「酒づくりの森」。博物館と物産館があり、商売っ気のない物産館で生原酒を買う。背中のリュックにお酒を背負い、道々の無人野菜販売所で椎茸やレタスを買いながら約1時間歩き、二十五番久昌寺に到着。

閻魔大王の通行手形があるという謂れから、別名御手判寺。本堂に面して、ただひたすら四角く大きい弁天池に、美しい蓮の花。巡礼を初めてちょうど1ヶ月、この短い間にも季節は確実に移ろい、さまざまな花を見せてくれる。

そこからバスで30分弱、荒川の流れを見ながら西武秩父駅へ。前から気になっていた駅前の居酒屋へ入ってみると大当たり。店のおじさんが自分で釣ってきた天然の山女魚と鮎を塩焼きに、鹿刺しももらって岩魚の骨酒で一杯、というか三杯。おいし~い。山菜の煮物やキュウリ、トマトなどがサービスでどんどん出てくる。

次回来たときは、岩魚の刺身を食べるべし、というのでさ来週にきっと来ると思うというと、おじさんは壁のカレンダーに岩魚の刺身と書き込んだ。その日に合わせて釣っておいてくれるという。家人もこれなら喜んで着いて来てくれる。

あと残りは、十四番~十八番と、二十六番~三十四番。どんどん山深くなっていき、体力もいるが楽しみも増える。

秩父巡礼その4

雨で静かな日曜の朝。一仕事終えてもう一眠りとベッドに戻りかけたが、最近忙しくて家族と過ごす時間が減っている娘が本日は何も予定がないという。今日は皆で出かけよう!と家人の一声で、渋々の娘も交えて秩父巡礼に出かけることに。出かける頃には雨も止んだ。体育会系女を連れているので運動量の多いところを歩こうと順番を飛ばすことにする。

まずは西武秩父駅からJRお花畑駅に乗り換えて二つ目大野原駅で下車。畑と家屋が混在する中を10分程度歩くと、小じゃれた市営団地の側に、十九番札所龍石寺がある。旱魃の際に弘法大師が祈祷したところ、石が割れて龍が立ち昇ったとの縁起があるお寺。

龍石寺から約10分、秩父橋から荒川を渡る。水の流れは左から右、長瀞のほうへと下る。雨上がりの蒸し暑さの中、川風が心地よい。二十番岩之上堂は、その名のとおり河岸の岩盤の上にある。境内に川の流れ響く。かつては渡し舟で巡礼していたそうだ。団体と鉢合わせて、30分位納経の順番待ち。

しばらく車道沿いに歩き、二十一番観音寺。ここは火除けの観音様と言われる。江戸時代は火事が多かったので、参拝者も多かったことだろう。境内に入ると六地蔵が並ぶ。秩父は本当にお地蔵さんが多く、もう何体拝見したことか。

二十一番からまたしばらく車道を歩く。道端には苺やきゅうりの農園が並ぶ。わき道をまがると、畑の間に二十二番童子堂。仁王門の両側には、目がパッチリしたかわいい仁王が並ぶ。ここは子どもの健康祈願にご利益のあるお寺。

童子堂から道路を渡って、道しるべに従って峠を登る。人一人がやっと通れる山道で左手は崖。雨の後なので道がぬかるみ、結構勾配がきつい。もう雨はすっかり止んで、気温が上がってきた。じっとり汗が湧いてくる。ときどき鐘の音がごぉーんと聞こえるが、先が見えず生い茂った木々で暗いのでちょっと不安に。ところどころ倒れた木を跨ぎながら登ると、小鹿坂峠の中腹に二十三番音楽寺の納経所に到達。4時55分。納経は5時までなのでぎりぎりセーフ。

鐘をひとつきし、お賽銭を入れて般若心経を唱える。色即是空、空即是色・・・。音楽寺という名のせいか、リズミカルにお経を唱えると気持ちがすがすがしい。境内をさらに登っていくと、秩父の観光ポスターやパンフレットに必ず載っている、十三体の地蔵石仏。眼下には秩父市街が一望でき、正面には武甲山がそびえる。

ここで本日の巡礼はおしまい。時代を遡ったような風景も、5分も歩けば秩父ミューズパークへ向かう立派な車道。最終の循環バスに間に合った。西武秩父駅の仲見世通りの武蔵屋で、秩父名物しゃくしな漬けと、地場のもろきゅう、地酒秩父錦で一杯。せいろそばで締めて、レッドアロー号に乗る。

総開帳はあと1ヶ月半で終わってしまう。間に合うかな。

秩父巡礼その3

予報より早く、朝から雨。布団の中で1時間悩み、やっぱり秩父に向かうことにする。西武新宿線で所沢まで行き、特急に乗る。GW明けの雨の土曜日、余裕の空席。

12時40分頃、横瀬駅着。前回の終わりの九番明智寺から出発。約30分、里のほうに戻る感じ。途中にJAの店舗があり、連れは早速きのこを買い、買い物袋を2枚もらって靴にかぶせる。変。

十番大慈寺
総開帳の間は普段閉じられている厨子の扉が開かれて御本尊の観音様が姿を顕わす。厨子から曳かれた手綱に触ると、観音様と握手したことになるという。
十一番常楽寺は国道沿いの小高い山の中腹。雨にも関わらず、参拝者はあとを絶たない。

芝桜で有名な羊山公園を左手に見ながら約20分、十二番野坂寺に到着。
このお寺は立派。檀家も多そうだ。20人くらいの団体に遭遇。お坊さんと廻る札所巡り。白装束をまとい、一斉に般若心経を唱えるとなかなかの迫力。

ここらで連れの、もう終わりコールが大きくなってくるが、十三番は西武秩父駅のほど近く。そこまでは行こうと引きづるように向かう。
秩父市街にある慈眼寺は薬師如来もまつられていて、めぐすりの木が境内に。納経帳に朱印と書き入れをしてもらって本日は終わり。

さてここから17番くらいまでは市街を歩くことになる。それを過ぎると、だんだん山のほうに近づいて、道もハードになっていくはず。7月半ばの御開帳が終わるまでにどこまでこなせるだろうか。

西武秩父駅の仲観世通りで、食事し、連れはまたもや産直野菜を、私は秩父錦の純米無濾過生原酒を購入。
5時過ぎの特急レッドアロー号で、靴下を履き替え、濡れた靴に新聞紙を突っ込む。熟睡してあっという間に池袋。

秩父巡礼その2

連休3日め。本日も娘は部活、練習試合で他大学へ。一緒に早起きし、再び秩父札所めぐりに向かう。レッドアロー号は満席だろうから、西武新宿線で所沢を経由し、飯能行き、秩父行きを乗り継ぐ。

10時40分に西武秩父着。1時間に一本しかない皆野行11時05分発に乗り、20分弱で五番札所語歌堂に到着。
納経は少し離れたところの長興寺。連れは早速美味しいものが食べられるところはと無粋な質問。

六番に向かう途中の「そば処 樫」を教えてもらい、連れの足取りが軽くなる。武甲山のふもとから流れる延命水で打ったというせいろそばを、秩父名物のくるみをすりおろしたつゆで食べる。

早速腹ごしらえをしたら、順路の関係で先に七番法長寺へ。このあたりにくると、民家が増えてくる。
門から眺めた屋根のカーブが美しい。本堂は平賀源内の設計とのこと。源内さんはずいぶんいろいろなところでご活躍。

15分くらい歩くと、高台の上に六番卜雲寺。檀家のお手伝い当番だろうか、おばあちゃんたちがお茶としわしわ梅干をふるまってくれる。天候は曇りときどき霧雨。武甲山の頂上は霞んで見えない。

そこから約30分、弱歩き、いよいよ武甲山が眼前に迫ってくるあたりに、八番西善寺。しっとり濡れた苔の庭に、樹齢600年というコミネモミジの大木が存在感をほこって、小さいながらも洗練された雰囲気。

3箇所廻ったところで、そろそろおそばの威力も消えてきたようで、もう今日は終わりにしようと連れがうるさいが、強引に突き進む。

民家の間の小道を歩くと、お庭からおばあちゃんが、「雨が降ってないでよかったね」と声をかけてくれたり、縁側に腰掛けたおじいちゃんが「がんばってるう」と手を振ってくれたり。横瀬のお年寄りは、やさしくて気さくだ。

右に線路、左に三菱マテリアルを見ながら約40分、九番明智寺。恵心僧都の作といわれる如意輪観世音は、安産・子育の観音様として、女性の信心を集めているそうだ。本堂は六角。

さて、お昼を食べてから約3時間歩いたが、連れのガソリンはもうきれたみたいで不機嫌。10番まで歩きたいところだが、しかたないここで終了し、そろそろ燃料補給。

横瀬から西武秩父まで一駅もどり、試飲会を行っていた造り酒屋の奥さんに教えてもらって、駅前の「えん」という和食の店へ。チェーン店ではありません。

地酒秩父錦とともに、山菜の天ぷら、さくら豆腐、味噌ポテト、卵焼き、せいろそばを注文。このGW、二日間秩父でおそばを四食。ここが一番美味しかったかな。

駅の仲見世通りで、産直のネギと椎茸を購入して帰宅。やはりレッドアロー号は満席で、普通電車を乗り継いで帰る。
次は十番札所から。いつ行けるかな。

秩父巡礼

4連休の初日、娘は部活で早起き。大学生になっても、二十歳過ぎても部活。明るい青春。
つられて早起きしたが雨。午後にはやむというし、もったいないのでかねてから行きたかった秩父札所巡りに挑戦することにする。

今日は1番から10番だ。西武池袋駅にいくと、レッドアローは本日満席。
仕方なく急行で2時間かけて秩父へ向かう。8時半に家を出たのに着いたのは11時半、出だしが遅い。

一番札所まではバスだが、これまた1時間に1本。
時間があるので駅前のそば屋へ入るがここは今いち。
さてようやくバスに乗って約30分、閑かな里を走る。
雨でしっとり濡れた緑の中に、1番札所四萬部寺が現われる。

ここで納経帳を購入、参った証に朱印を押してもらい、墨で寺社名などを書き入れてもらう。
秩父の札所巡りは三十四ヶ所。西国三十三ヶ所、坂東三十三ヶ所と合わせて日本百番観音といい、室町時代末期から、信仰されているらしい。
今年は総開帳で、日頃見られないご本尊を観ることができたりする。

2番札所真福寺は山の上。いきなりハードルが高い。
連れは疲れたの足が痛いのとうるさいが、山道はひとりではちと恐い。
1時間近く登りようやく到達。読経し、来たときと違う山道を下山。雨も止み、すがすがしい。

三番は常泉寺。連れは住職に、このあたりには美味しいお酒て川魚が食べられるとこはないかなど質問し、全く煩悩の塊。

まだだめとひきずるように約四十分、四番金昌寺
山の斜面の境内には千三百十九体の石仏。本堂にはマリア像によく似た、赤子を抱く子育観音。
ここで連れはギブアップ。長い人生ゆっくり廻ろうと主張してひかない。
ちょうどお客をおろしたタクシーに遭遇し、今日はここまで。

横瀬駅近くの武甲温泉で汗を流し、筍と山蕗を買う。
横瀬駅から秩父駅にひとつもどるが、特急はあいかわらず満席と表示。
しかし窓口に行くと、席ありますよーだって。

リベンジで美味しいそばを食べ、池袋までレッドアローで78分熟睡。
この調子じゃあと三十ヶ所まわるのにいつまでかかることやら。
般若心経。

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